わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
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2004/05/02(日) わしらは・・
プリズムをご存知でしょうか。
そうです。光を虹色にしてくれるあの三角のやつです。

あれで太陽の光を虹色にして、よーーーーくみると、何本も細い黒い線が現れます。
それは、光を発している太陽を構成している物質の影なのです。
太陽では500数種類の線が出るはずです。

120億年前に出来た星の場合は2本だけらしいです。
その2本の線は、水素とヘリウムの存在を示し、それはつまり、大昔の宇宙には水素とヘリウムしかなかったということになります。

水素は星の中で化学反応・核融合して、ヘリウムになり、ヘリウムは炭素になります。
星の内部のような圧倒的なエネルギーがないと、元素と言うのは生まれません。
太陽のような割と小さめの星では、ヘリウム程度しか生まれず、ベテルギウスのように巨大に星になると、重い順に元素を生み出しカルシウムや、硫黄、鉄ぐらいまでは生み出せるという話です。

私たち生き物は炭素で出来ていて、もともと宇宙には炭素はなかったのだから、星が爆発したときにその中で作られた炭素のちりが、集まって地球の中に混じって、それで我々が生まれるきっかけになったのである。

ただ、金やウランのような重い元素は巨大な星でもなかなか作られず、謎が多い。

巨大な星が崩壊すると、その中心部が直径10キロ程度の小さい星が出来る。
中性子星といわれるこの星がなかなかの曲者で、スプーン1杯の量で、何十億トンの重さになる・・。
ちと、想像しにくいが・・・。そうらしい・・。

その中性子星が「たまたま」他の中性子星と衝突すると、金が生まれるほどのエネルギーが生まれる。
たしか、6兆度だったかな・・。

男性が恋人に贈る金のアクセサリーは、こうやって出来ているのだ。
何十億年も昔に星の中で出来た元素が集まって、こうやって生物になり、星の衝突で出来た金を、恋人に贈っているのだ。

うーん。なんか、わし 今日はいいこと言ったような気がするなァァ。


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