わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
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2005/01/13(木) ビックマック
NHKの番組に対して、安部さん・中川さんが口を出したという。
政治がマスコミに対して圧力をかけたという。
これを気に左の「プロ市民」の方々は、こぞって批判することだろう。

このことについて考えていたのだが、
例えば民放で番組を作る際にスポンサーに対して「番組の趣旨説明」というものが行なわれる。
それが認められて、スポンサーの資金投入となるわけだ。
つまりスポンサーの認可の得られない番組を作ることが出来ないわけである。

例えばある映画がある。「Super Size Me」という映画。
1日3食、30日に渡ってマクドナルドの製品を食べつづけるというもの。

タイトルの由縁は、「スーパーサイズにしますか?」と聞かれたら必ず同意しなければならない上、全てをたいらげなければならないという条件で食べ続けるというものだ。

結果はというと、なんと始めてわずか数日で食べたハンバーガーを嘔吐するようになり、
頭痛と欝に悩まされ、性欲も減退し始めるという劇的なもの。
それでもなんとか一ヶ月が過ぎ去った時、彼の肝臓は「ほとんどパテ」状態になっていたという。
医者の一人によれば、肝臓の検査結果はショッキングなほど「非常に、非常に異常な」ものであったそうだ。
体重は12キロ増え、コレステロール値は165から230に増加し、顔に斑点まで現れはじめたという。

この映画はたしかサンダンス映画祭で受賞した。

しかし、世間一般では殆んどこの映画を知る人はいない。
海外を含めた映画ファンの中では、マクドナルドの圧力といわれている。
マクドナルドがスポンサーをつとめる放送局では、この映画の宣伝が出来ない・許されないのだという。

何故か?スポンサーの利益に反するからである。

NHKの予算を握るのは、国会。国である。
国の認可を得て、視聴者からの徴収をしている。

果たして、今回の事件。
国民にとって、国にとって、是か非か?


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