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2005/01/02(日)
今年は・・
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とんでもない年になるかもしれないと思っている・・。
3月までに前向きな答えを得られなければ、北朝鮮に対して経済制裁をすべきとの声が議員の中に多いらしい。 世論も経済制裁に賛成する人が多い。
私はと言うと・・。 経済制裁には反対だ。 経済制裁をするとして、その期間は?効果が出なかったら? 軍事力の裏づけのない経済制裁では効き目も無いだろうと思う。
拉致された人たちの家族の心情は計り知れない。 自分の家族なら、日本刀1本持って死ぬのを覚悟で殴りこみたいと思う。
だが、経済制裁が功を奏さず、軍事的解決しかなくなるとしたら? 皆さんは、彼らを救うために我が子や夫を戦場に送り出す? そこまでの覚悟をしない限り、軽軽しく制裁を口にすべきではない。
それに北朝鮮はあえて残すべきではないかとも思う。 北を崩壊させることは可能だろう。
北と韓国が統一し、ドイツのように経済的に苦しくなる。 国内の不満不平をそむけるために、ナショナリズムを利用しての反日・・。
そもそも、北が無くなれば中国との緩衝地帯が無くなる。 世界最大の軍隊を持つ共産主義国家との睨み合いになる。
現在財務省に数人しかいない主計官のうち、数兆円の自衛隊の予算を握るのは、 エリート中のエリートのキャリア・女性主計官。 自衛隊の縮小に躍起である。
以前、韓国に北の工作員15人が侵入したことがある。 その際に彼らを捕まえるために韓国軍が動員した人数は?
6万人である。
韓国には、工作員を通報するための110番のようなダイヤルもあり、 国境地帯は常に厳戒態勢。 韓国軍は朝鮮戦争・ベトナム戦争も経験している精鋭。 その韓国軍でさえ、6万人を必要とした。
実戦経験ももたず、予算を削られた自衛隊に何が出来る? 私の意見を言えば、この時期に予算縮小など狂気の沙汰である。
話がそれてしまったが・・。 北に対する制裁を口にするのなら、家族を戦場に送る程度の覚悟はすべきであろうと思う。
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