わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年1月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2006/02/14 2周年達成
2005/02/20 日記からブログに移行しました。
2005/02/16 直径約四千キロ
2005/02/15 ありがとう
2005/02/14 1周年を迎えました。ペコリ(o_ _)o))

直接移動: 20062 月  20052 1 月  200412 11 8 7 6 5 4 3 2 月 

2005/01/08(土) 寝言
愛犬ジュエル、4歳を迎えた冬である。
初めて会った頃は両手の掌に乗るくらいの大きさだったが、現在はずっしりと重く、大人になった。

新宿にいた頃は毎日が忙しく慌ただしく生活していたので、毎日散歩にも行けなかったし、出かけるときもケージの中に入れていた。
現在は、雨の日以外は近所の公園に散歩に行っている。
散歩のひもを引っ張る癖はなかなか直らないが、心の中から楽しくてたまらないという顔を見ると、「まぁいいか」と思ってしまう。

犬というのは、私にとってかけがえの無い存在だ。
今までの人生のうち、犬と一緒に生活していないのは20代前半の数年間だけだ。
子供の頃から、マルチーズの「クリス」・シェパードの「ボス」・シーズーの「マオ」・アメリカンコッカースパニエルの「リン」・そして現在のシーズー「ジュエル」である。

ジュエルの他はみんな虹の橋を渡り天国に行ってしまった。
貧乏時代、ドックフードを買えず一緒にカップラーメンを半分こしたリンも昨年の七夕に逝ってしまった。
あのリンの眠りについた顔を忘れることは無いだろう。

私には友達もいる。仕事もある。好きなときに出かけることも出来る。テレビも見れる。
だが犬は仕事もなく、私が連れて行かなければ外にも出られず、友達もなかなか作れない。

犬には、私しかいないのだ。

私が犬と話すと笑う友達もいるが、彼らはたとえ言葉を理解できずとも声をかけると尻尾をふり、安心した顔をする。

イライラした時には、つれなくしたり当たったりもするが、
彼らは私を簡単に傷つける牙を持ちながらも、愛するがゆえに彼らはそれを使おうとはしない。

ジュエルは、私がテレビを見ているとすぐ傍らでウトウトして寝言を言う。
むにゃむにゃ言って、足を動かす。
私が笑うと、目をあけて尻尾を振る。

私にとって「犬」という言葉は、「愛」という言葉と同じ重さを持つ存在である。

ジュエルの爪の手入れをした土曜の夜、ふとそんなことを想った。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.