わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
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2005/01/11(火) 血液ガッタガッタ
私はA型。
A型は新石器時代の中期に突然変異として登場した血液型。
農耕・牧畜といった安定した環境を手に入れた際に、O型から変異した種類。
環境に適応しやすく、協調性を重んじ、伝染病に強い。

A型の元になったO型は、一番古い血液型。
元前四万年ごろのクロマニヨン人の血液型である。
彼らはハンター。肉食であった。
肉を捜し求めて獲物を追い、世界中に広がった。
現在世界で一番多いのは、O型である。
強い指導力と、自信を兼ね備えるという。

B型は紀元前1万〜1万5千年頃のヒマラヤ山脈の麓で発生。
B型が最初に現れたのは白人種と蒙古人種の混血種。
牧畜で生計を立て、肉と乳製品が主食。
創造性を持った遊牧民。
面白いことにユダヤ人は大多数がB型。

AB型は一番新しい血液型。
63億の地球人口のたった5パーセント。
1000年前までは、この星にAB型の人間はいなかった。
A型の白人種とB型の蒙古種が交じって誕生。
A型とB型の耐性を持ち、非常に強い。

私はいかにもA型らしく、話をしてる際にテーブルの上のものを並べるし、口うるさく、話が長く理屈っぽい・・。

φ( ̄_ ̄;) うーん
日記のネタ、選びそこなった気がする・・。

2005/01/10(月) 大人
成人の日が15日から、第2月曜に変わって何年になるだろう。

私が成人を迎えたのは、東京都中央区銀座で新聞配達をしていた頃だ。
朝刊を配り終えて、あれこれしていると外を正装した連中が歩いていたのを覚えている。
中央区の催しには行かなかった。

ここ何年かの報道を見ていると、成人式が荒れているらしい。
私個人の意見でいえば、世の中で成功者が座れるイスの数は決まっているのだから、ああいった輩が多いほど真面目な人間は報われる。
しつけをされていない犬に吠えるなと言うようなものである。
世間での円滑な生活のために礼儀と言うものがあるのだが、彼らはそのための教育というものを受けていない。
本来なら哀れみを感じることだが、はっきり言って滑稽である。
20年後、子供をもつ年になったら、ああいった映像を見せてやりたいものである。

成人・大人とは何だろう。
武家社会では12歳程度で、幼名を捨て元服。
戦前の学生たちの書き残したものを読むと、とても学生の書いたものとは思えないほどしっかりしている。

自分自身も35。
学生時代の感覚でいえば、「おじさん」。
かといって、学生時代と精神年齢が違うかといえば・・
さほど変わっていないような気がする・・。

大人になったというよりも、世の中をそれなりに上手く渡る技術を身につけたといった印象だ。

「いい大人」になるべきか
「優れた大人」を目指すべきか・・・。

2005/01/09(日) 病室
近年、テレビで医師をモデルとしたドラマをよく見かける。
「白い巨塔」「ブラックジャックによろしく」「緊急病棟24時」
私は最近まで病院というものに無縁であったので、以前はまったく興味を持たなかった。

中学の頃、私の父は直腸ガンになり倒れた。
東京の高名な医大に入院していた。
母も脳腫瘍で入院を繰り返していた病院だ。

父の病室を訪ねに行き、同室の方たちにもおみあげを持って行ったりしていた。
ガン病棟というのは嫌なもので、うめき声が聞こえたり、以前話したことのある方のベットが空いていたりする。
同室に高校生くらいのお姉さんが入院していて、ケーキを持っていくとリンゴの皮をむいてご馳走してくれた。

「○○君は将来何になりたいの?」
「φ( ̄_ ̄;) うーん  考古学者!」
「一生懸命勉強して頑張ってね」

しばらくして病院に行くと、お姉さんのベットが空いていた。
亡くなったという。

生きていれば恐らく40代。
夫を持ち、子育ても落ち着き始める世代。

言葉に込められたものを理解したのは、大人になってからだ。
顔も覚えていない。病名も聞かなかった。どこから来たかも聞いていなかったと思う。
ただその会話と、リンゴをむく手つきはよく覚えている。

2005/01/08(土) 寝言
愛犬ジュエル、4歳を迎えた冬である。
初めて会った頃は両手の掌に乗るくらいの大きさだったが、現在はずっしりと重く、大人になった。

新宿にいた頃は毎日が忙しく慌ただしく生活していたので、毎日散歩にも行けなかったし、出かけるときもケージの中に入れていた。
現在は、雨の日以外は近所の公園に散歩に行っている。
散歩のひもを引っ張る癖はなかなか直らないが、心の中から楽しくてたまらないという顔を見ると、「まぁいいか」と思ってしまう。

犬というのは、私にとってかけがえの無い存在だ。
今までの人生のうち、犬と一緒に生活していないのは20代前半の数年間だけだ。
子供の頃から、マルチーズの「クリス」・シェパードの「ボス」・シーズーの「マオ」・アメリカンコッカースパニエルの「リン」・そして現在のシーズー「ジュエル」である。

ジュエルの他はみんな虹の橋を渡り天国に行ってしまった。
貧乏時代、ドックフードを買えず一緒にカップラーメンを半分こしたリンも昨年の七夕に逝ってしまった。
あのリンの眠りについた顔を忘れることは無いだろう。

私には友達もいる。仕事もある。好きなときに出かけることも出来る。テレビも見れる。
だが犬は仕事もなく、私が連れて行かなければ外にも出られず、友達もなかなか作れない。

犬には、私しかいないのだ。

私が犬と話すと笑う友達もいるが、彼らはたとえ言葉を理解できずとも声をかけると尻尾をふり、安心した顔をする。

イライラした時には、つれなくしたり当たったりもするが、
彼らは私を簡単に傷つける牙を持ちながらも、愛するがゆえに彼らはそれを使おうとはしない。

ジュエルは、私がテレビを見ているとすぐ傍らでウトウトして寝言を言う。
むにゃむにゃ言って、足を動かす。
私が笑うと、目をあけて尻尾を振る。

私にとって「犬」という言葉は、「愛」という言葉と同じ重さを持つ存在である。

ジュエルの爪の手入れをした土曜の夜、ふとそんなことを想った。

2005/01/07(金) 2029年4月13日
昨年のクリスマスにNASAが発表したところによると、
2029年4月13日に直径400メートル程の小惑星「2004MN4」が、地球に衝突する可能性があるそうだ。

25年後のことで、あくまで「可能性がある」程度の予測らしいのですが、
その確率は300分の1。

仮に衝突すると、広島型原爆の10万倍のエネルギー。
400メートルの岩が、時速5万キロで突っ込んでくるのですから、
地殻を突き破り、地殻津波(地殻を突き破った溶岩の津波)も発生するかもしれません。

25年後といえば、60歳。わし、還暦じゃないか!!
60まで無事に生きていたとして、最後は隕石か・・。
φ( ̄_ ̄;) うーん

過去にも8回ほど大規模衝突は起きていて、そのときは海もすべて蒸発し、地下数キロのところに潜んでいた微生物以外は全て死滅したそうである。

もっとも過去の大衝突は直径800キロ。
今回のものは直径400メートル。

程度は小さいといえども、人類の歴史上では最大のものだろう。

25年後、「あぁ、あのときの日記の隕石かっっ」と思いたくないものである・・。

2005/01/06(木) 匂い
先日、少子化についての日記を書いた。
少子化の原因のひとつに晩婚化がある。

一般に晩婚化は経済発展に比例するといわれている。

現在、30代の半分は独身だという。

このホームページの恋愛理論講座でもいろいろと書いているが、
面白いデータを見た。
一般には、結婚や恋愛に至る際に、お互いの性格や容姿が大きな要因になっているといわれるが、このデータは面白かった。

学生たちに異性の着たシャツの匂いをかがせて、好感を感じる匂いの持ち主について調べたデータである。

それは男性・女性ともに好きな異性の匂いと言うものがあり、
それが相性に大きく関わるというものだ。

調べていくと、HLAといわれる白血球の遺伝子のタイプがかけ離れている異性の匂いほど魅力を感じるという。
白血球は免疫に大きな要素である。

つまり、自分の持っていない免疫の持ち主を本能的に選び取るというのである。

自分の持っていない免疫を持っているものと子孫を残せば、子孫が生き残っていく確立が高くなる。
逆に同じ免疫しか持っていないものであれば、疾患によって死に絶える可能性が高くなる。

人間の鼻は無意識にそれを嗅ぎ取っているというのである・・。

生き物と言うのは、ホントおもしろいなぁ。
そのうち、白血球のタイプ別のオーデコロンでも作る会社が出てくるかもしれない。

くんくん。

2005/01/05(水) 要因
新潟で地震の起きた日、東京に戻っていた。
夕方、電車が止まりジュエルをかばんの中に入れたまま、4時間電車の中にいた。

しばらく電車に乗っていなかったので、中吊り広告が新鮮であれこれ見上げていた。

その中に男性誌と報道雑誌の中吊り広告が隣同士。

ひとつは胸が異常に強調された女性のアニメ。
傍らではそのアニメの登場人物と同じ格好・ポーズのグラビアアイドルの写真。

一方の報道雑誌は、異常性愛者の事件報道。

右手で、違法ではないと欲望をそそるものを作り出し、
左手で、なぜ防止できないと攻め立てる。

「皮肉なものだ」と感じたことを覚えている。

奈良の幼女殺害事件が解決したが、根源的な解決には遠い。

去年の春、モーニング娘に夢中になる人達の心理について書いた。
つまり、自立した女性に気後れする男性が、無意識に自分の意思を強要できる存在、つまり幼児性を持ったものに惹かれていく。
その象徴が、表情・ポーズなどに幼児的なもの(あどけない表情など)を
意識的に表現しているアイドルだといった内容を書いた。

35になった私は、おそらくオッサンなのだろう。
以前音楽やグラビアに携わる仕事をしていたが、現在の子供タレントのブームが理解できない。

歌唱力もなく、ダンスが上手いわけでもない小中学生程度の女性アイドルグループのライブに殺到する成人男性・・。

10年程前、当時小学生の姪っ子を連れて遊園地に行った。
当時はセーラームーンというアニメが流行っていて、それのショーを見たいといわれたからだ。
当然、子供ばかりと予想していたが、最前列はカメラを抱えた成人男性が独占。
私や、ほかの子供連れは後ろのほうで子供たちを抱えて見せていた。

その印象は、ただ一言。 「異様」。

昨年、乗ったタクシーの老運転手が「この国はいびつな国になってしまった」と言った一言が頭をよぎる。

2005/01/04(火) 子供
昨年の出生率が史上最低らしい。
2004年に生を受けた日本人の赤ちゃんは110万人。

亡くなった人は終戦直後の1947年に次いで多く、出生数から死亡数を引いた自然増加数は戦後最少の8万3000人。

現在の女性が生涯のうちに出産する子供の数は、1.29人。
70年代まで、つまり私が生まれた頃までは2.1人程度を維持していた。

このままでいくと、2020年には日本人は1億人を割り、
2100年には7000万に減る。
明治維新の頃の人口だ。

生産者も減り、労働者確保のために移民の受け入れも考えられ始めている。

先日、不動産の番組を見ていたら、営業マンが、
「最近は子供を作らない人が多い。ゆえに一人当たりの生活面積が増えて豊かな生活が出来る」と口にしていた。

子供のいない豊かな社会・・。

矛盾した空虚な言葉である。

ある学説では、ホモサピエンスが生き残り、ネアンデルタールが滅びた差は、
たった2パーセントの死亡率だったという。
2パーセントの違いが1000年後には、一方の絶滅を意味するという。

国も、出産手当うんぬんなどといった事ではなく、女性が子供を持ちたくなる社会というものを考えなくてはならないだろう。

2005/01/03(月)
霊長類の目は顔の正面を向いている。
下等な猿の目は顔の側面についている。

枝を広げない針葉樹の森で暮らしていた猿は、枝から枝へ飛び移ることが出来ず、
1本の樹の果実を食べ尽くしては、他の動物に捕食される危険を犯し、
地面に降りては他の樹に移動していた。

環境の変化により、枝を大きく広げる広葉樹が出現し、猿は地面に降りなくても枝から枝へ移動することが可能になった。
その過程で「視界の奥行き」を獲得するために、目が顔の側面から、正面に移動した。

その後、人類へと進化し、20種類の人類が発生。
その殆んどが絶滅し、最後の盟友であったネアンデルタール人も絶滅。
残ったのはホモサピエンスのみ・・。

そのホモサピエンスと、他の類人猿や、動物たちの違いが一つ。

それは「白目」。

自然界において、何を見て、何をしようとしているかを捕食者に予測されることは危険だ。
また、黒目が小さくなることによって視界が狭くなることも危険。

だが、我々の祖先はあえて白目を大きくすることを選んだ。

なぜか。

白目があることによって、黒目は強調される。
相手がどこを見ているかがわかるようになる。

なぜか。

他者とのコミュニケーションの為。
自分の視線を伝え、自分の意思を視線に込める。
我々の先祖は、危険を冒して他者との意思疎通を選んだ。
我々はそういう動物なのである。

不況といわれ、悲惨なニュースも多く、街行く人々は伏し目がち。

ふと、そんな事を想った。

2005/01/02(日) 今年は・・
とんでもない年になるかもしれないと思っている・・。

3月までに前向きな答えを得られなければ、北朝鮮に対して経済制裁をすべきとの声が議員の中に多いらしい。
世論も経済制裁に賛成する人が多い。

私はと言うと・・。
経済制裁には反対だ。
経済制裁をするとして、その期間は?効果が出なかったら?
軍事力の裏づけのない経済制裁では効き目も無いだろうと思う。

拉致された人たちの家族の心情は計り知れない。
自分の家族なら、日本刀1本持って死ぬのを覚悟で殴りこみたいと思う。

だが、経済制裁が功を奏さず、軍事的解決しかなくなるとしたら?
皆さんは、彼らを救うために我が子や夫を戦場に送り出す?
そこまでの覚悟をしない限り、軽軽しく制裁を口にすべきではない。

それに北朝鮮はあえて残すべきではないかとも思う。
北を崩壊させることは可能だろう。

北と韓国が統一し、ドイツのように経済的に苦しくなる。
国内の不満不平をそむけるために、ナショナリズムを利用しての反日・・。

そもそも、北が無くなれば中国との緩衝地帯が無くなる。
世界最大の軍隊を持つ共産主義国家との睨み合いになる。

現在財務省に数人しかいない主計官のうち、数兆円の自衛隊の予算を握るのは、
エリート中のエリートのキャリア・女性主計官。
自衛隊の縮小に躍起である。

以前、韓国に北の工作員15人が侵入したことがある。
その際に彼らを捕まえるために韓国軍が動員した人数は?

6万人である。

韓国には、工作員を通報するための110番のようなダイヤルもあり、
国境地帯は常に厳戒態勢。
韓国軍は朝鮮戦争・ベトナム戦争も経験している精鋭。
その韓国軍でさえ、6万人を必要とした。

実戦経験ももたず、予算を削られた自衛隊に何が出来る?
私の意見を言えば、この時期に予算縮小など狂気の沙汰である。

話がそれてしまったが・・。
北に対する制裁を口にするのなら、家族を戦場に送る程度の覚悟はすべきであろうと思う。

2005/01/01(土) 賀正
あけましておめでとうございます。
昨年は、このホームページを訪れていただいた皆さんに暖かい言葉を掛けて頂き、無事2年目にはいることが出来ました。
本年もよろしくお願いいたします。

愛犬ジュエルと共に埼玉に移り住み、はや三ヶ月。
大晦日にはジュエルが経験したことの無いような大雪でした。
散歩に連れ出したのですが、寒さと見慣れぬ雪にビビリ気味・・。

最近、ジュエルが自分の足の裏の肉球をなめていることが多い。
触っていると硬くなっている。
Σ('=';) ハッ!!ジステンバーかっっっと焦るが、
他の症状はなく、健康そのもの。
みんな、どんなお手入れしてるのだろう。

ジュエルとお正月を迎えるのは4回目。

常々思うのだが、こちらが与える愛情よりも常に多くを返してくれるのは犬以外あるまい。

私がへこんで俯いていると「どったの??」と覗き込み、
笑っていると尻尾をフリフリ、顔まで笑っているように見える。
どんなときでも私を見ている。

たまに「わたし、ベットになんてあがってないわよ」と嘘もつくけれど、
人生最高の友であり、最高の家族。

今年も仲良くしよな、ジュエル!!


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