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2005/02/12(土)
進歩
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マサチューセッツ州にある株式未公開企業、サイバーキネティックス社が考案した「ブレイン=コンピューター・インターフェース」というものを使うと、人間の脳波でコンピュータやロボットを操作できるようになるという。 既に訓練した猿を利用した実験で、パソコンのカーソルを動かすことに成功しているそうだ。 耳の後に手術をして、運動皮質のニューロン(神経細胞)にプラグを絡み合わせる。 2007年ごろには、手足がまったく動かせない人々でもパソコンを自在に動かせるようになる見通しだそうだ。
別のメーカーは、PDAにワイヤレスでつなぐ眼鏡を開発している。 忘れてはいけない予定や、音声認識や人相認識で目の前に立っている人物の情報を180分の1秒間表示して、サブリミナル効果を産むという。 意識させずに用事を思い出したり、名前を忘れた人物のことを思い出せるようにさせる目的だ。
わし的には進歩以外の何者でもないと思うのだが、抵抗のある人も多いだろう。
学生の頃、友だちの車で移動している時、フロントガラスに交通情報やメーターを表示するようにすればいいのにと言った事がある。 「じゃまくさいわ」といわれたが、実際にまもなく実現される。
自分で障害物を認識してよける車も発売はされていないが実在するし、 自動運転のものも開発中だ。
20−30年後には実用化の見通しもつくだろう。
映画マトリックスまでとはいかないだろうが、きっとそんな時代が来そうな気がする。
今までの人間の歴史を考えると、新しい技術を開発すると迷う時期はあっても必ず使用している。 いずれクローンも解禁されるだろうし、脳をインターフェースとした機器も必ず開発される。 というか開発して欲しい。
個人の体験を外部記憶化して並列化できれば、戦争や殺し合いはなくなると思うのだが・・。
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