わし的コラム日記
日頃、感じることを思うままに書いていこうと思う。
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2005/02/05(土) 環境問題
ある学者の試算によると、あと40年で局地の氷が全面的に融解をはじめると言う。
水面は6−10メートル上がり、陸地は激減。
空にはオゾンホールが開き、ガンが多発・・。

人間の1日に使うエネルギーは、大人の象1等分。
今の地球は63億の象がひしめいているのと変わらない。
環境に悪影響を与えないだろうと言われる人間の限界人口は、1億8000万から2億程度なのである。

現代に至るまで人類の人口爆発は3回あった。
1度目は、「火の利用」。
火を発見し、道具をもった人類は初めて100万人を超える。

2度目は「農耕牧畜革命」。
1-2万年前に,人類は大河川流域で農耕牧畜を開始した。
これによる食料安定供給は人類の定住を可能にし,4大文明を発祥させるに至った。
この革命が世界各地でほぼ実現された頃,人類は1億人を突破した。

3度目が、産業革命。
科学技術の急速な進歩は,化石燃料の使用による大規模エネルギーの獲得,社会制度の近代化,それにともなう大量消費文化をもたらした。
この爆発的な進歩により、人口も激増した。

先程の限界人口で言えば、真の問題解決には、産業革命以前の中世に戻るしかない。

世界人口63億のうち、パソコンを持ち暖房にあたっている我々は、
世界で言えばトップ2−3パーセントの恵まれている人間である。
電力を消費し、ガソリンを消費するトラックで運ばれた食料を食べ、極端に言えば貧しい国を犠牲にして豊かな生活をしている。

環境問題、エコロジーを口にしても、環境にとってすれば、
「50パーセントの金利を、49パーセントにしてやるぜ」と言っている高利貸しとさほど変わらない。

環境を破壊・消費することによって人類は発展してきた。
歴史が証明している。

そもそも環境問題とは、あくまでも「人間の住める環境」破壊であって、
地球の歴史を見れば、異常気象も普通の天気であり、環境破壊も生態系による単なる環境変化だ。
地球の歴史上の環境の変化に比べれば、現在などくしゃみひとつ分にもならない。

エネルギー問題を解決できても、土地の問題、水の問題、食糧生産の問題は解決できない。
間違いなく、南北の激突は起こる。
その時に、共に中世に戻り人口を激減させる道を選ぶか、
それとも一部の国が貧しい国々を極度に押さえつけて、豊かな生活を続けるか。

そのどちらかに備えるのが、現実的な選択と言うものだ。


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