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2005/02/06(日)
哺乳類
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我々は哺乳類だ。 哺乳類は体内で、卵子と精子を受精させ、育み、子供を産む。 これは哺乳類だけである。
何故か?
6500万年前にたった直径10キロの隕石で、恐竜は絶滅。 2億5000万年前には大陸移動の影響により、 シベリアで日本の国土10倍分の噴火が起きた。 富士山が過去1万年分に噴出した溶岩の10万倍の噴火である。 これにより全生命の95パーセントが絶滅。
その後、数万年、酸素濃度が激減。 今の環境破壊のレベルを格段に超えている変化。
この時期生きていた爬虫類が進化して、哺乳類が発生した。 低酸素の大気中に卵を生み出すよりも、安定して子供を育てるために 哺乳類は体内で子供を育てるようになったのである。
環境の変化は一見破壊に見えるが、変化に過ぎず、 それが無ければ、地球に酸素も無く、火の玉のままだ。 環境の激変があってこそ、対応する生命が生まれ、今があり、 我々がここにいる。
2年前、中国で「胎生」をする動物の化石が見つかった。 我々の先祖だ。名前は「エオマイア」 名前の意味は「黎明期の母」である。
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