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2004/09/29(水)
デフシャフトの加工
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幸か不幸か、本日は書き溜めが役立った。
昔、Modify仕様のF1を走らせていた頃は、タイヤを引っ掛けた衝撃で、頻繁にデフシャフトを曲げていた。 対策として、デフシャフトの強度を上げる為の加工をしていた。
※以下、非常に危険な内容が含まれます。 事故、怪我の無い様、お気をつけ下さい。
作業場所:台所のガスコンロ 材料、道具:デフシャフト、ラジオペンチ、クリーナー、水の入った容器
1.デフシャフトをクリーナーで脱脂。 表面に油脂が残っていると、後の加工でまだら模様となってしまう。 2.ラジペンでデフシャフトを掴み、ガスコンロの火で熱する。 スパー側のベアリング近辺(最も曲がりやすい個所)は、特に念入りに焼き入れする。 3.ある程度熱した後に、水の入った容器へ入れる。 シャフトを入れた瞬簡に、周りの水が沸騰する。 以上の2〜3を、何度か繰り返す。
チタンシャフトは、熱を入れると虹色に光り、独特の雰囲気が出る。 Squatのステンレスシャフトは、全体的に金色に近い色合いとなる。 標準のボールデフ・ギヤデフの黒いスチールシャフトは、あまり色合いは変化無し。 いずれの材質でも、焼入れ前よりも強度が上がっている。 硬い机の上に落とすと、焼入れ後のシャフトは乾いた音色で響く。 シャフトが曲がる頻度も、かなり減った。 重点的に焼入れしたスパーギヤの根元では曲がらず、シャフトの中央で曲がった事もある。
今の所、焼き入れ中に、ギヤデフ固定用ナットや、ボールデフ固定用の短いシャフトが破損した事は無い。 念の為、MINI-Z CUPで使用する可能性のあるシャフトでは、焼入れは実施していない。 MFW11に対しても、まだ未実施。
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