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2006/09/10(日)
17歳
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最近鏡を見て感じることは、自分の顔が母に似てきたこと。
もう、子供には見えないこと。
わたしは、いつまでも子供でいたい子でした。
中学の規則に稚拙な反発をしたものです。
小学生の頃は、誰かと絡むのが下手だったので、よく近所の空き地に行きました。
すすきを集めて箒を作ったら、空を飛べると信じていました。
今日は、ショートフィルム祭に行きました。
道内、国内作品。
メディア作品とは何だろう
自己満足と伝えること
テーマ性
テーマが伝わってきた作品は少なかった
高校の放送業界でならされてしまった目のせいもあるが、
メディアがなにかを発する以上、伝えることに意味があると思う
映画に際して言えば特に。お金を払っているわけだし。
テーマの洗練とその構成面ではＮコンの作品達の方が上を行く作品が多かった気がする。
私の高校の放送の経験は、世界を狭めたのかもしれない
必要なのは目。
目の研ぎ澄ませ方。
もしかしたらこの三年で汚くなったのかもしれないし
違う目を身につけたのかもしれない
審査員と他校の元で
私たちは何を見つけ、何を失ったのだろう
高校生にしかない視点
今日の私は大学生に出もなったかのようで嫌だ。
私服を着て一人で街に繰り出した。
映画館に行くまではまだそうじゃなかった。
小学生の時のような、ループが今、わたしの頭の中の世界になっている
帰りの地下鉄代を浮かすために、すすきのから中島公園まで歩いた
札幌が街だと感じた
新しくなったモス、ニッカウィスキーの電飾広告
東宝
廃校になった小学校とそこにクリーニング屋やたこ焼き屋
ストリップショーの宣伝車
札幌にこんな日本くさい町並みがあるのは今日気づいた
日本独特のの町並みの臭さ
あたしはそれが好きじゃない
空が赤紫だった
ループ、
夜、ビルの隙間から見える夜空に何を見る
永遠の宇宙、闇
街の将来に何を見る
永遠の恐ろしさ
いつかは全部消える日が来る
地下鉄のホーム
どこへ行くのだろう
兄弟がいたら違っていたのか
もっとピンクの物に興味を示す女の子だったら違ったのか
知らないけど
いつもあたしはそのループの中でひとりだった気がします
時間は永遠で何も変わらない世界に ひとりで
放送は人の心を揺れ動かす力がある
わたしが感動したように
夢は汚くなっていくばかりなのかもしれない
中学生のあたしが高校生のあたしに夢見たもの
濁ってしまった夢
今の夢もきれいなままではないだろう
だけどきれいなままであって欲しいと
夢見る
あたしはもう子供になれないのか
17歳は若いのか
人間の成長とは何なのか
そんなループの中で
また生きたくはない
だけど
また
考えなければならないのかもしれない
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