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2005/04/25(月)
痛み 傷み 悼み
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なんとなく予想はつくとは思いますが例の出来事について。 暗い記事は見たくない人、私の個人的な偏見交じりの意見など見たくはないという人はお願いですから見ないで下さい。 ここに書くことで自分を落ち着けているだけの話だから、こんな下らない私の記事で人を沈ませるなんて今さらしたくない。
文字事が起こったのはわりと身近で。 だけどそのころの私達は自分達のありふれた午後のことでいっぱいで。 早く帰りたいとか。 テストめんどくさいとか。 クラブに行かなくちゃとか。 きっと同じこと考えてた人もいたはずで。 私達が平和だったのは私達にとってはとても喜ばしいこと、幸運なこと。 あの場にいたどれだけの人がそんな私達を羨むだろう、妬むだろう。 私達に謝る理由なんかないはずなのは分かってる。 でも。 何だかむしょうに泣いて謝りたい。
こんなに近くの出来事なのに。 なんでこんなに遠いんだろう。
何もできない。ごめんなさい。
祈ることしかできないけど。 私達の祈りはあまりにも頼りない。 無力っていうのはこういうことなのだろうな。 あとね。 事があってから対策を考える人々の姿を見ると悲しくなる。 対策を考えるのは当たり前なんだけど…手遅れなんだ。 そして誰を責めたって今ここで喜ぶ人も助かる人もいないんだ。 それでも責めずにはいられない。 他にどうすることもできないから。 最後には誰かを責めて、自分のキモチを少しでも救うことしかできない。 悲しい 悲しい 悲しい 誰も助からないなんてこときっと誰かが言わなくても分かってる。 でも責めないと壊れてしまいそうだから 悲しい 悲しい 悲しい
とりあえず記者が会社の人達に罵声を浴びせて行動の邪魔をするのだけは間違ってると思う。 本当に話を聞くべきはあなた方ではなく。 もっとその先の、悲しみの先にいる人々。 あなた達にできるのは罵ることではなく、事がせめてすみやかに進むように正確な情報を流す協力をすること。 邪魔なんて、している場合ではないでしょう。
人の力は大きいのか。 小さいのか。 とにかく今の私達は無力だ。 同じことを思うひとが他にどれだけいるだろう。 ここにこれだけのことを書いたって、誰も救われないのも分かってる。 自己満足は聞こえが悪いがそう言うしかないから。 ごめんなさい。
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