ウタう世界
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キメラの独り言をつらつら。
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2008/02/28(木) 卒業
してきました。

ども、学生時代に一区切り打ったキメラです。

朝からもっそい寒くって、ていうか雪降ってんじゃねーかコノヤローとか思って。
でも考えてみればそういう季節を表すものはあの通学路には何でも奇麗に見えて、そう思うと雪の中での卒業もいいかなとか思って。
毎日朝の壁であったあの坂道を登ることはもうほとんどないと分りながら歩いていても全然実感なんてわかないまま春になったらまた皆で眠い顔して並んで登ってんじゃないかっていう気がするくらいで。
登りきって教室行ったら久々に会うみんなは当たり前だけど何も変わらなくて相変わらずいつも通りで。
先生の話聞いたり聞かなかったりも笑ってしまうほどいつも通りで。
緊張してしまうような笑ってしまうような、でもどこかで泣いてしまいそうな変な気持一緒で入場して。
色んな謝辞とか祈りとか聞くたびに段々目が潤んできて。
中には留学していて一個下になった仲良しの子のもあって、相変わらずきれいな声で上手に読むなぁ。
仰げば歌ったら一筋ぽろっといってしまった。
式は何ら滞りなく、あたしらがいなくなってしまうことを告げて去っていった。
思う以上にあっさりでまるでただの終業式みたいな所もあったけどやっぱり決定的に違うもので、それが何か明確に言い表せないけど、とにかく不思議だった。
最後のHRも深いようなあっさりなような、でもそれもまだ実感を湧かせるには足りないもので、笑ってるばかりだった。
文集配ってにみんなの反応にちょっとはらはらしながらも、開いて笑ってるみんなの顔見たらほっとした。

謝恩会会場までのバスは何だか修学旅行みたいだと思いつつ、普段毎日家まで走る市バスに乗ってる気分にも似てると思った。
着いてからはドタバタのぐだぐだで、舞台をひかえたあたし達は伝言のために会場内を行ったり来たりしたりそれぞれ勝手に緊張したり。
でも笑ってた。
いつも通り、行き当たりばったりな自分達に呆れて笑えてた。
最後までそんな感じなんだな。
正直食事を楽しむ余裕がないくらいどたばたしてて、慌てて腹につめこんで味とか覚えてなかったりもするけど。
白くて丸いテーブルを顔なじみの名簿メンバーで囲むのも、今にすれば大事な瞬間の一つだった。
舞台もやっぱりどたばたのぐだぐだで、でもみんな笑ってみてくれて、結局口から出るのは楽しかったの一言。
演劇メンバーも去年の文化祭から一年以上続けた一種のクラブ部員みたいだなって思う。
他の出し物見れなかった所もあって残念なのはあるけど、でもDVD来るはずだし、見せる側に立つのはやっぱり面白かった。
委員の人達が企画してくれた歌は本当によかった。
委員の人達が前に出て歌い始めたら、そういうの好きな人達が友達と一緒に前に出始めて。
そしたらそれに誘われるように声かけ合って他の友達も前に出てきて。
目立つの苦手な子とかもいるのにいつの間にか自然に全員前に出て腕組んで歌ってた。
すごく楽しかった。ホントに驚くくらい楽しいって思った。
別の歌では会場の壁ぎっしりに生徒も保護者も並んで優しい歌歌って。
泣いてる人見たらまた泣けてきた。
先生達からもらった古い歌にも泣いて。
締めくくりの挨拶の子がマイク前で泣きだすのに誘発されて。
あぁ、まだ帰りたくないなって、もっとみんなといたいなって思った。
いっぱい写真とったけど、やっぱり実物のみんなともっと触れ合ってたかった。
寂しくてたまらなかった。
泣きすぎと舞台の緊張疲れとかで鼻とか頭とか痛かった。
ずるずると別れを惜しみながらも皆とばいばい言って別れた。
言葉はいつもの別れとなんら変わり無いけど、確実に、毎日会ってた時とは違う別れの挨拶になった。
いっぱい楽しくて、でもそれ以上に寂しい日になった。
でも今なら迷わずに言えると思う。
あの場所と、みんなが、あたしには大事で大事で大好きだって。
終わった今なら信じられる、これからも好きでいられるって。
いろいろあった。
いいこと悪いこと、覚えてるもの覚えてないもの。
好きもたくさんあって、でもどうしたって嫌いも多少あって。
けど、今こうしてその全部ひっくるめて愛おしいと思えるなら、いい日々を送っていたんだと思える。
その場所と時間とみんなに心から感謝します。
ありがとう、大好き。
でっかい声で言いたい。
愛してる!


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