ウタう世界
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キメラの独り言をつらつら。
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2008/08/02(土) あれからもう1年
もうちょいもうちょい。

ども、相変わらず勉強ダメなキメラです。

けどもうちょいで終わるぞー!無事に終わるかどうかは定かではないが。
最近暑いながらもキレイな青空とよく顔を合わせる。
夏の京都ならではのこのうだるような蒸し暑さは遠慮ものだが、キメラは夏嫌いじゃないです。
すかっとした青空と白雲が好きだ。
最近この空を見ると一年前を思い出す。
あの頃もそうだったけどやんなきゃいけないことあると時間すぎるのって早いなー。
今もまた色々忙しいけど必死さから言ったら去年なんてこの比じゃねぇよな、とか思うとそれはそれで今の自分への叱咤になる。
あの記憶はあたしへの傷でもあるし支えでもある。
辛くて、でもどうあっても大事な記憶で。
一年も経ったし一年しか経ってないとも言える。
こんだけ時間経ったんだし癒えたろ、とか思っている傷も未だふとした瞬間にすぐ痛んだりする。
癒えるだろ、とか思ってたけど最近は一生癒えないかもしれないとも思う。
それは痛くて仕方ないからじゃなくて、大切で仕方ないから。
痛くて仕方ない時期は多分もう過ぎたはず。
それでも痛みだすのは、忘れたくないから。
あの頃よりずっとくすんでしまったとは思う。
でも、どれだけ色薄くなっても、消えてしまうことだけは避けたいから、ずっと記憶をほじくり返して痛ませて泣いて自分責めて、血を滲ませながら線を描く。

夏休みやりたいことたくさんあるんだ。
描きたくて書きたくて見たくて練りたくて楽しみたくて。
全部創造に繋がってけ。
きっとそのために、この場所も清算させるから。

自虐も感傷も自責も、全部人から見たらもうやめろよって言われるようなものかもしれない。
でもこれは絶対人に理屈を触れさせないあたしだけの領域。
人にはどうあれ、あたしには恥ずかしいことでも下らないことでもおかしなことでもない。
痛ましく情けなくはあるかもしれない。
辛くてじりじり痛むけど、その痛さには我武者羅な疾走があったと信じたい。
そんな傷を、愛しく思っていたい。
マイナス要素はたくさんあっても、どうしたってあれはあたしには大切な記憶。


夏が来るたび思い返すんだろうな。
すっきり晴れた夏の青空と白雲を見ると、これだけのこと、もしくはこれ以上のこと全部つめこんだよく分からない、感傷に近い感情が一呼吸の間にあたしを駆け巡る。
そのほんの一瞬の後に「きれいだな」と、漠然と思う。
どれだけ暑苦しくてもこの空を見ていると、あたしはやっぱり夏を嫌いにはなれない。






そしてたまにこうして、傷を吐き出したい。


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