ウタう世界
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キメラの独り言をつらつら。
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2011/07/29(金) 数字はむごい
思いも感性も情緒も肉眼から伝わる色彩も、全部数値化してしまえばその瞬間にそれ以外のものには成り得なくなるんだよね。

ども、久々のネガティキメラです。

いや、ネガティじゃないな別にさして気分悪くはないし。物思いにふけっているというか…アンニュイ?ナーバスはちょっと違う?まぁちょっと斜め下向いてるくらいの感じ。
今日はいつものごとく朝まで原稿やってひでー時間までぐーすかしてハッ…!って目が覚めてだらだらしてバイト行きました(ひどい生き方だとは思う)
バイト行くしばらく前に素足でカメムシ踏んで若干本気で泣きかけながら部屋の隅でぷるぷるしてました。弱ェ…。
ウチのマンション何故かカメムシよく出ます。そしてたまに洗濯物にまぎれこんで部屋に侵入してきます。滅。
せめて靴下はいていれば…ああ思い出しただけでぷるってきた。

バイトはいっそがしかったですよえぇ最近ずっと忙しいわちきしょう。
品だしあんまできなかったけど今日から月曜まで連勤なんでまぁ土日のために仕事残しといてある意味正解かも。
ここんとこは妙なミス連発とかもないし。5、6月のあの酷ェ時期なんだったんだろ。


で、まぁ数字の話ですけどね。日記となんら関係無いすげーくだらねーこと小難しく考えてブツブツ言ってるだけだからそんなに面白くはないぞー。見てもいいけど「え、何が言いたかったん…?」ってなっても知らんぞ。

まぁ、さ。時間だって売上だって体重だって点数だって何だってそれが自分の中でどれだけの思いが込められて達成感を得られて大事なものに進化したとして、数値化したらそれってそこから動かなくなるんだよね。
数字は全ての人に伝わる最もシンプルな記号だからさ、すごい便利なんだよね。でもシンプルなだけにもうそこから動かないんだよね。まぁ動いてもらっちゃ困るのが数字だけど。
たとえばさ、白って表現したらそれは色々他のものに変化できるものなんだよね、真っ白とかオフホワイトとか、無色とか。
でもカラーコードみたいに#FFFFFF、要するに255.255.255の白(ここの背景みたいな最も基本的な白)って言ったらそれはもうその白以外何にもなれない白になるんだよね。
他にもさ、たとえばすごくすごく頑張って、努力して、手ごたえを感じたテストがあったとして、自分の中ではたまらない充足感を持てたとして、帰ってきた点数が0点だったら?
そしたらそれってそれまで得た気持ちの良い感情全てに対抗しうる敵になり得るわけだよね。
もちろん気持ちの面なんて本人次第だから本人が気にしなければ対抗する敵になんて微塵もならなかったりするかもしれないけど、気にしないって結構難しいから大体の人は微塵も気にしないとかできないと思う。
何故って数字はやっぱり動かしようがないリアルで、しかも何かしら必ず残るものだから、やっぱ強いんだよね。
努力も満足感もさ、しようと思えば否定できるんだよ。ほんとに努力したの?ホントに満足したの?って。
でも数字って否定できないんだよね。0点だったらもうそれは0点でしかあり得なくて、違うものだったんじゃない?ってならないんだよね。違うものなわけねーだろこれ見ろよってつきつけられる確かな力になるんだよね。
数字は強いな、便利で必要ですごく怖い。
逆に言えば味方につければ最強なんだろうけどね。
100点取ったらそれはもう否定できない高得点でその人のすごさを立証する現実になるわけだから。その人をどれだけ馬鹿にしたってその事実を否定することは誰にもできないわけだし。

まぁ要するにだ、自分がどれだけ「できた!」って思ったとして「じゃあこれを数値化してみよう」ってなって出てきた数字が自分の感情と釣り合わなかったら「…思ったほどできてなかったんだね…」っていう自分の「できた」を「できてなかった」に変える自殺方法になるんだよね。でも結局気になるんだよね、自分の評価を目に見える形にして、あわよくば納得できる数値が出てくれば自分の中の満足感達成感が「自信」になってくれるから。
それでもう一つ怖いのが「比較」だよね。同じ記号にしたら差異がはっきりするんだよね。
結局何で自信がつくかって言ったら「平均より上だし」とか「あの人より良い」とか、比べて自分がグラフのどの位置にいるか確認できるからね。順位とかまさにそうだよね。
数字の使い道としては合ってるんだけどそれで浮き沈みする自信って考えてみれば何かがおかしい。
自分がその数値で満足するかどうかであって、比べて多いから良い、は結局比較する軸が自分の中じゃなくて外にあることを自分で証明しちゃってることになるんだよね。
とは言うけど、やっぱやっちゃうんだよね。自分のいる位置が最低じゃないことを確認して、「自信」にまではならなくても「安心」くらいには収めときたいし。
すげー踊らされてんな、そう考えると。

そして人より数字が低いと「不安」はその数値によって目に見える確かな「現実」になって、それを受け止めた瞬間「自信喪失」になるってわけだ。
最初に戻ると、それがどれだけの思いや感情が詰まっていたとしても、結局数字はそれを全部否定できるくらいの力は当然のように持ってるって話。
対抗手段は数字そのものを変動させる力、ようするに実力を身につけるか、数字を全く気にしない世界観を自分の中に作ってしまうか。

どっちもまぁ難しいわな。
結局のところ、私だって数字に踊らされて自分の中で確実にあったはずの感情をころころ変えられちゃう一般ピーポーだってこと。数字に手が届くことが目的じゃないはずなんだけどね。
でも一喜一憂。分かってたって目に見えたら落ち込むし喜ぶんだよ。それは目的じゃないよ、結果に伴うただの特典なんだよ、知ってるでしょ。知ってるわーい!


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