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2014/06/13(金)
刻一刻
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1:21 あれ以来様子は変わらない。 寝ているような起きているような。 目が開きっぱなしなのが気になる。 たまに瞬きしてるみたいだが気づいたら目薬をしてやるべきだろう。 辛そうには見えないのはいいけれど、ある意味植物状態のようなものか。 これが本当に正しいのか未だに分からず、苦しい。 けれどここまできたらこうして静かに弱っていくこの子と最後まで一緒にいたい。 私にはどれだけのことが出来るだろう。 もうこちらに視線を寄越すこともないこの子の姿は寂しくて悲しくてそれでも心から愛しくて名残惜しい。
1:58 点滴完了。 温め忘れるというミスをする。 確か前回も温めてなかった。 問題はないが冷たいまま体内に入ってしまうから忘れんなバカ。 やはり少し液漏れする。 後ろ足付け根の床擦れがきつくなってきている。 次の体位変換でタオルを敷こう。
水をあまり勢いよく飲まなくなってきている。
14:01 相変わらず。 静かで水もあまり飲まない。 よだれの量が多い気がする。 床擦れが増えてきている。
16:25 体位変換の後、少し離れて戻ってくると息がおかしい。 下を出して少し苦しそうにする。 心臓の音がひどく遅い。 窒息が怖くてとりあえずもう一度体位変換させる。 それから静かに静かに息を引き取った。
こんな悲しい寂しいことってない。
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