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2014/06/09(月)
底力
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0:28 痛みがまだ続いたかと思ったら水便が少量。 ほんの少し血のようなものが見える。 出した後もしばらく痛がる。 出しきって少しずつ息は落ち着くが、現時点ではまだちょっと荒い。
2:50 また少し痛そうにし、声でこちらが起きる。 つらそう。
4:00 まだ少し苦しそうではあるが、お腹にタオルをかけてやると先程より多少落ち着いたので、私も一度寝る。
5:00〜6:30 鳴き声で目を覚ます。 断続的に苦しがる。 今やっと落ち着いた。 多分痛みの波はまたすぐ来る。
8:07 また激しく痛み出す。 今回も長い。 今はまたちょっと落ち着いた様子。
9:46 だいぶ苦しがった後にかなり多目のおしっこを出す。 その後もしばらく痛がるが徐々に落ち着く。 先生に連絡すると、やはり点滴をやるのが早すぎとのこと。 それはもうそっとしておくしかないと。 痛み止めのみ打つ選択肢はあるが弱る可能性があるらしい。 もっと慎重になるべきだった、痛み止めが入ってることに安易に頼りすぎた。 親から安楽死という手も提示されるが、私は一番選びたくないと思ってる。
9:59 また少しうめきだす。 やはり完全には落ち着かないらしい。
11:01 またちょっときつめに痛がりだす。 先生からCランクの痛み止めを2本もらう。 最低6時間は空けること。 今打つより夜に残したいけど、やっぱり撫でるしかできないのはキツイ。 タオル越しにお腹〜腰を撫でてやってやっと落ち着く。
12:22 ずっと痛がっているので痛み止めを注射。 まだ息は荒いが落ち着きだしたように見える。
12:51 投薬約30分、薬が効いてきたのか目がとろんとして息も落ち着いてきた。
14:38 激しく痛がる。 父に電話して、どの選択肢を選ぶにしてもしっかり納得するか半端に無理やり納得するか、と言われた。 とりあえず今やっと落ち着いたから、夕方まで様子を見る。 母はYES。 長男はNO。 父ははっきり言わないけど多分にわかにYES側。 あとは次男。 私はかなり揺れている。 なるべく全員の意見を聞きたいと思う。
15:30〜16:05 激しく苦しがる。 まだ息は荒い。 痛みのぶりかえしがひどくなってきている。 今のもまだ続きそう。
16:33 ようやく収まる。 やはり1時間くらい続くらしい。
17:04 相当痛がった後にかなりきつい血便が出る。 まだ痛がると思ったらおしっこも出た。 出しきった後はかなりくたびれた様子で静かにしている。
18:04 また急に痛み出す。 段々キツく間隔が短くなっている気がする。
18:30 痛み止めを注射。 打った瞬間はおとなしくなる。
19:05 次男から電話。 次男からもYES。 私もだいぶ揺れてきた。 痛みをごまかしきれなくなってきているように感じる。 今は薬でおとなしく寝てるけど、目覚めた時に常に待ってるのが苦痛なら、という気持ちになってきている。 この子にとって一番いいのは何だろう。 話せないこの子は何を望むだろう。 温かい体に触ると涙が止まらない。 今こんなに穏やかに寝てるのに何でこの手で殺すようなことしなくちゃいけないんだろう。 この子の頑張りを勝手に潰していいのか。 でも本人は解放を望んでたりするんだろうか。 息をする胴が動いているのを見る度このままもっと傍にいてほしくなる。 こんなにちゃんと生きてるのに、可愛くて愛しくてずっと家族だったのに。 もうどうしてやるのがいいのか分からない。 ニッキ。ニッキ。ニッキ。ニッキ。ニッキはどうしたいだろう。 ニッキの望みを叶えてあげたい。
19:39 先生から電話。 留置針という方法があるらしい。 常に痛み止めを流し、寝ているような状態を持続させて自然に任せる方法らしい。 それが出来るならそれが一番いい気はする。
21:29 薬が切れて痛がりだした。 先生に連絡したら看てくれるとのことで連れていく。 留置針とは違う処方を提示され、そちらを家で続けることに。 キツイめの麻酔を筋肉注射。
●処方メモ ・薬はメモリ1.75 ・4時間空けて痛がり出したら次を投薬 ・取り扱いには充分注意を
22:50 薬が効いているのかかなりゆっくり寝ている
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