水野智苗(みずのちなえ)のケータイ写真日記です。
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2004/12/12(日) 『結粋会』
行きつけの呉服屋さんの取手店のスタッフに誘われて、
『結粋会』(ゆうすいえ)という結城紬関連のイベントに行ってきました。
もちろんダーリンも付き合ってもらって。

せっかくきもの関連のイベントなんだから、もちろんきものを着て。
銘仙調の洗える小紋に、リバーシブルの小袋帯と、グレーの羽織。
実はこれ、楽天市場の「浅草きもの市」さんで、アンサンブルとしてセットで購入したもの。
それをそのままセットで着るという芸のないマネをしてしまいました(^^;

さて、朝8時半出発のバスに間に合うように集合して、貸し切りバスで取手を出発!
途中、柏と松戸に寄って、それぞれ柏店と松戸店のスタッフとお客様を拾ったんですが
どちらのお店のスタッフにもお知り合いがいました(^^;
柏店の皆さんとは「きものでおでかけしませんか?」企画で両国に遊びに行ったし、
その柏店でのファミリーセールのときに、わたしに紅花紬を着せてくれたのは、
応援に来ていた松戸店のスタッフだったので。

そんなこんなで知り合いがたくさんいるバスで、
取手店のスタッフが用意してくれたお茶とお菓子をもらって、遠足気分で船橋の会場まで行きました。
2時間ほどの道中、ダーリンはうとうと眠っていましたが、
わたしは取手店のスタッフとずっとお喋りしていました(^^;

さて、会場に着いたら、まず受け付け。
それから、展示されたいくつもの結城紬の柄のうち自分の好きなものを選んで投票しました。
そして、まずはティータイム♪
ティーコーディネイターの熊崎俊太郎氏による、
中国雲南省の紅茶と桑の葉茶をブレンドした健康茶をいただきました。
そのあとはいよいよ、結城紬の展示された場内へ。

結城紬の伝統の技は国の重要無形文化財に指定されていて、「結城紬」として売られているものにも
普通の結城紬と、無形文化財指定の結城紬というものがあるそうです。
で、場内には、なんと一千万円を超える金額の反物も展示してあって、
さすがにそれは「お手を触れないで下さい」と注意書きがしてあったんですが、
同じ文化財でも三百万円クラスの反物なら着付けてもらうこともできるし、
もちろん買おうと思えば買うことだってできるようになっているんですね。
で、やっぱり鏡の前に連れて行かれて、取手店のわたしの担当のスタッフが、
わたしに似合いそうな反物を選んで、いろいろと着付けてくれたんですが、
わたしはまったく買うつもりがなかったので(笑)、とても気軽にそれを楽しんでいました。
だって三百万の買い物なんて、今のわたしにとってはあまりにも現実味がなさ過ぎるし。
それに、正直に言って、わたしは結城紬を見ても、すごいな素晴らしいな素敵だなとは思うけれど
「欲しいな」とはついに思わなかったんですね。
だから気楽に遊んでいられたんですが、そのあとに思わぬ落とし穴が……。

染色デザイナーの大久保玄才先生という方が今回のイベントゲストとして招かれていらして
その方の作品とコレクションが展示されているコーナーに入ったら、
一目見た途端に目が釘付けになってしまう反物がありました。
それは、大久保先生の作品で、結城紬ではなく、大島紬だったんです。
南国の海を思わせる、鮮やかな青に染められたその大島紬は、着付けてもらうと、
もう本当に良くわたしに似合っていました。
やっぱり南国沖縄の血を引いているせいなのか、
結城紬よりも南国の大島紬のほうが、わたしを惹き付けたようです。
その大島紬は、価格が四十万ほどだったこともあって、本当に心から「欲しい!」と思いましたが
何せ今は『本加賀』のローンをかかえる身。
それを忘れてさらにローンを組むほど身の程知らずではないので、泣く泣く諦めました……。

ふと気付くと、いつのまにかもう、帰りのバスが出る午後3時が近づいていました!
あわてて昼食会場へ移動して、大急ぎでお昼御飯をいただくことに。
そのあいだに、わたしの招待状に付いていたいろいろな引換券を取手店のスタッフが預かってくれて
抽選に参加したり、記念品をもらったりしてきてくれました。
そして大慌てでお昼御飯を食べ終えて、帰りのバスに乗り込んで、出発。

帰りのバスの中、ダーリンはまた眠っていましたが、ちなはぼーっとあの大島紬のことを考えていました。
わたしにもうちょっとちゃんと経済力があったら、例えば今すぐ着られる状態に仕立てることは無理でも
とりあえず反物を買っておいて余裕ができたら仕立てる、っていうこともできたかも知れないのになあ、
あの大島紬には二度と出会えないんだろうなあ、
でもあんなに鮮やかな色はわたし以外の人にはそうそう似合わないに違いないのに悔しいなあ、とか。
結論はいつも、「もっと稼げるようになろう!」っていうところに集約されてしまうわけですが。

ともかくそんなわけで、今回は本当に1円も出費せずに、純粋にイベントとして楽しんで帰ってきました。
記念品のお茶碗とか和風の小物とか抽選で当たった結城サブレ(桑の葉入り)とか
いろいろお土産までもらって。
でも一番の収穫は、自分が大島紬、というか、南国の紬が好きらしい、とわかったことかも知れません。
そういえば、前にきものの本を見ていたときに一番目を奪われたのは、確か久米島紬でしたし。
これからのきもの選びの参考になるでしょう。
ええ、もちろん、『本加賀』のローンが終わってからの話ですけれどね★


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