|
2004/12/04(土)
義弟の結婚式
|
|
|
今日はダーリンの弟のウェディングパーティ。 前の日から近くのホテルにお泊まりしていたわたしたち一行は、 車椅子の祖母と、黒留め袖の姑と、訪問着のわたしがいることから 近くだけれども会場までタクシーで向かったのでした。 天気予報は雨。でもなんとかもちそうな空。 ていうか、もってくれ!! と祈るような思いで会場に入りました。
レストランウェディングの会場は、ビルの28階。 新郎親族控え室に入ってみたら、かなり見晴らしがよかったです。 義妹はちゃっかり結婚式のリハーサルに潜り込んで写真撮影したりと活動的でしたが わたしは何せ仕立て下ろしの『辻が花』を着ているので、なるべくおとなしくおとなしく、 控え室で祖母の傍らにくっついて、じっとしていました。
そして、式の前に親族同士の顔合わせ。 新郎側は姑が家族・親族全員の紹介をしました。 姑と、額縁で参加した亡き舅と、祖母と、わたしたち夫婦、義妹、 それから舅の姉弟夫婦とその娘に、姑の従弟、というのが今回の出席者でした。
そのあとしばらく待機時間があって、いよいよ結婚式。 新郎新婦の入場前に一度賛美歌の練習があったりしたので 「ただのお客さんじゃなくて『参加者』なんだなあ」という実感がして、なんだかドキドキ☆ そして、いよいよ新郎と、そしてお父様にエスコートされた新婦の入場。 自分のときは神前式だったので、なんだか新鮮な気分です。 みんなで賛美歌を歌ったり、一緒に牧師さんのお話を聞いたりしたあと 結婚の宣誓と、指輪の交換。なんだかこっちまで緊張しちゃいました。 誓いのキスがなかったのはちょっと残念だったけど(笑) 最後にもまたみんなで賛美歌を歌って、式は終了しました。
そして、いよいよ披露宴。 本格的なフランス料理フルコースのパーティです。 姑は新婦側の親族やら新郎の会社の関係者やらにお酌をしに歩き回っていたので わたしは祖母のサポート係として、席でおとなしくして、料理を楽しんでいました。 途中でカメラを持って来た従妹たちと一緒に写真に撮られたりしながら。
パーティの途中で突然、ふと気付きました。 ダーリンの弟と結婚する新婦の親族にとっては、ダーリンの妻であるわたしが 今ここで家族に溶け込んで幸せそうにしていることそのものが、安心材料になるんじゃないか、と。 もしかして、今日のわたしの存在って、そこそこ重要なんじゃないか、と。 いやまったくわたしの考えすぎかも知れないんですが。
でもそう思ったので、最後の最後、新郎新婦から両親への花束贈呈が終わったあとで 新婦のお父様とちょっとだけお話をしてみました。 「わたしはこのうちの家族になれて幸せだと思っています。 きっとN子さん(新婦)にもそう思ってもらえると思います」と。 そうしたらお父さんがこんなことをおっしゃいました。 「うちのN子も、お兄さんのお嫁さんが気さくに話してくれそうな人だったから これから何かあったらなんでもそのお嫁さんに相談すると言っていました」って。 たった一度、顔合わせの食事会をしただけのN子ちゃんが、そんなふうに思ってくれていたとは。 ちょっとびっくりだけど、嬉しかったです。 ああ、わたしにはもうひとり妹が増えたんだなあ、と感じました。
ふだんは定食一人前を食べきることができないちななのに 今日のフルコースは最後のデザートまで残さずぺろりと平らげてしまいました。 しかも、乾杯のシャンパンから白ワインに赤ワイン、ウィスキーの水割りまで、合計7杯ほど……。 自分ダイエット中やないんか! と自分でつっこんでしまうほど、よく食べよく飲んだパーティでした☆
パーティ終了後、これから2次会へ行くという新郎新婦とは会場で別れ、 群馬に帰る家族とは東京駅で別れて、ダーリンとふたりで家路につきました。 着替えると荷物が重くなるので、『辻が花』を着たままで。 汚したらどうしよう、とドキドキでしたが、何事もなく無事に帰宅できました。
おなかの中にはまだフランス料理が居座っている感じで、 「このまま晩ご飯は要らなそうだよね」とわたしが言ったら ダーリンは「俺はもうおなかすいたけど」……。 そ、そうですか。じゃあ、何か晩ご飯を用意しましょうね(^^;
というわけでなにはともあれ、一大イベントの義弟の結婚式は無事に終わったのでした☆ わたしたちが帰宅したあと、夜になってからざ〜っと雨が降ったりしたので 2次会で飲んでた人たちはもしかして雨に降られて大変だったかも知れないけれど とりあえず披露宴で帰ったお客様は無事だっただろうから、一安心。 夕方までお天気がもってくれて本当に良かった、と、しみじみ思いました。
昨日12/03のTOPページカウントは15、昨日までのTOTALは18,189でした♪
|
|
|