水野智苗(みずのちなえ)のケータイ写真日記です。
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2004/06/13(日) テレビ「さぬきうどん五番勝負」
今日はひさびさに、お洗濯ものをベランダに干してしっかり乾くほどのお天気でした。
恵みの雨とわかっていても、やっぱり晴れたほうが気分がいいなあ♪


さて、今日の午後2時からTBSで放送された、ちょっと面白い番組がありました。
「最強のパスタ!?日本列島を行く さぬきうどん五番勝負」
やっぱりというかなんというか讃岐うどんの地元である山陽放送の制作です。さすが。
最初から観ようと思っていたわけじゃなくて、テレビが付いていて番組が始まってみたら
ナレーションが師匠・矢島正明氏だったので、ついつい観てしまっただけだったんですが……。

いやぁ、全然期待せずに見始めたわりに、おもしろかったですね。
日本全国5カ所のさまざまな名物麺類(具体的には、旭川ラーメン・盛岡冷麺・
富士宮焼きそば・長崎チャンポン・沖縄ソーキそば)のスープと具はそのままに
麺だけを讃岐うどんに変えてみても美味しいかどうか、というチャレンジ。
讃岐の名店から5人がそれぞれの自慢のうどんを持って敵地に乗り込んで
乗り込んだ先のお店の常連さん10人に、麺だけを讃岐うどんにチェンジした
メニューを食べてもらって、美味しければ○、これはないよと思ったら×、
どちらかの札を上げてもらい、半分以上○なら勝ち、というシンプルなルール。
勝負とはいっても、現地のメニューより美味しいかどうかということではないのね。
いやしかし、妙なことを考える人がいるものです。

結果は、旭川と盛岡では○が9で勝ち、富士宮では○が4で負け、
長崎と沖縄ではパーフェクトで勝ち、ということになりました。
負けた富士宮でもうどんとして食べさせてみると「美味しい」と言っていたし
総合的に讃岐うどんの評価は高かったようですね。
すでにうどんやさんで「ちゃんぽんうどん」というメニューを出しているところもあるくらいだし
カレーうどんだのキムチチゲうどんだのいろんな創作うどんが誕生していることだし
「うどんって結構どんな味にも合うものなんじゃないかしら」と思っていたので
決して意外な結果ではなかったわけですが、一緒に観ていたダーリンの感想が面白かったです。

「やっぱ西のほうっていうか九州沖縄の人は大らかなのかな」
……確かに、それはそうかもね。
そもそも五番勝負に付き合うにしても、長崎と沖縄は「受けて立つ!」って感じじゃなくて
「新しい可能性を探る」という感覚だったように見えました。

もともとチャンポンってことばは「ごちゃ混ぜにする」意味で使われるくらいだし
長崎って日本・中国・オランダ(佐世保ではそれプラスアメリカ)の文化を
ミックスしまくって独自の文化を創り出してきた土地柄だから
異文化を受け入れることに対して抵抗がないんだろうと思うんですよね。
沖縄も、昔から広範囲で貿易してきたことに加え、戦後はアメリカの文化も取り込んできたところ。
よく言われるカチャーシー文化のカチャーシーは「かき混ぜる」の意味だし
やっぱり異文化に対する態度がおおらかなのは当然なんだろうなあという気がします。

わたしの父は沖縄県人で、母は長崎県人。
わたしの中にも、そういう、大らかで来るもの拒まずで好奇心や探求心が旺盛で、
みたいな県民性が受け継がれているといいんだけどなあ、とあらためて考えました。
30代にもなれば、人間は知らず知らずのうちに頑固になってきているのでしょう。
固定観念に縛られずにいいものはどんどん取り入れていくという長崎・沖縄的姿勢を
意識的に自分のものにしていきたいな、としみじみ思ったのでした。


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