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2004/09/04(土)
呉服屋さんに入ってみた
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この夏、新しく仕立ててもらった浴衣の反物を選びに行ったときだって
確かに呉服屋さんに足を踏み入れたけど、そのときは姑と二人だった。
今日は、ダーリンとふたり。
いや、入るつもりはなかったんだけど、つい入っちゃったのよね。
楽天市場のオークションで着物と名古屋帯のセットを落札したあと、
それだけでは着られないことに気付いて、今度は着付け入門セットを注文した。
で、それが今日の午前中に届いて、いよいよ着付けの練習ができると思ったら……。
実は、まだ足りないものがあった。
それは、帯揚げと帯締め。
というわけで、たまたまほかの用事があって出掛けたショッピングモールのなかで
「こんなところに着物のお店があったんだ〜！」という奥まった場所のお店を見つけて
店頭に出ていた和装小物を覗いていたら、若い男性の店員さんに捕まってしまったのね。
土曜日だというのにお客さんが一人もいなくて店員さんも暇そうだったので
そのままお喋りに付き合いつつ小物を見せてもらっていたんだけど
結局、ものすご〜くわたし好みのアンティーク調の着物を羽織らせてもらうことに……。
これがねえ、もうびっくりするくらい似合ったのよね、わたしに。
紫ベースのアンティーク柄の小紋で、草履とバッグまで同じ柄のセットになってて。
辛子色の帯も、小豆色の長羽織も、一式まるごと、本当に似合いすぎ★
いや、欲しかったです。本当に。
ちながバッチリ稼いでいる人なら即決で買ったかも知れません。
でもね。
「５万円以上のお買い物は即決せずに持ち帰ることにしてるんです。
今日の夢にこれが出てきたら、運命の出会いだと思って、また買いに伺いますね」
とにっこり笑って、（当初の目的帯締め帯揚げ買うのも忘れて）帰ってきちゃった。
だって。……一式揃って、222,000円……。
どう考えても無理だって。たとえ夢に出てきたって、買えないってば。
頑張ってお仕事しよう。
欲しいと思った着物を買える人になろう。
とか、改めて決意しちゃったわよ、思わず。
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