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2004/12/26(日)
デブラ・ウィンガーを探して
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今日は事務所の大掃除…の予定が
BGMにノラジョーンズかけてたら創作意欲が湧いてしまって
曲作りと居眠りで1日が終わってしまう所だった(笑)
慌ててHumanに行ってJaplishとザ☆フッカーズのライブ見て
事務所に戻ると隣人が「ビデオ見ない？」のお誘い。
彼が私を誘う映画はいつも面白いからお邪魔した。
DVDなので簡単にINDEXで選べるのだが
introductionだけでも泣きそうだった(笑)
「女優」「母」「女」としてキャリアを積んで40代を迎えた
一般的に言うと「豪華な顔ぶれ」の女性達が
そのジレンマや苦悩や今後の期待を語るドキュメンタリー。
私はあまり映画とか見ないので
女優さんの顔と名前と過去の映画等ほとんど分からないけど
弛まぬ努力と強い意志を持っている女性ばかりで
だけど弱い部分を自分なりに乗り越えている人物ばかりで
私なんて比べ物にならないぐらいチッポケだけど
「みんな本気だからこそ、こうして悩んで来たんだ」と
共感してまた勇気を貰った。
「5年ぐらいずっと辞めると口にしてきたわ」
タイトルにもなっているデブラ・ウィンガー。
「愛と青春の旅立ち」で一世風靡して
栄華を極めた彼女だがついに映画界から引退をした理由を
どうしても聞きたかったというロザンナ・アークェットが
彼女の信頼あってこその豪華な34名の女優にインタビューして
40歳を迎えるにあたってできた初監督作品。
彼女がずっと疑問に思って来た事。
「家庭と仕事の両立」「年齢」「女性である事」は問題なのか？
そしてそれらを否定する「業界の体質」。
これは私の生きている音楽の世界も同じだと感じた。
私が自伝を書いているのは
別に誰の為でも誰のせいでもなく
自分しか知らないであろう自分の軌跡とその時の気持を
自分の為に残すため。
そして私が会った事もない女優達から勇気を貰ったように
誰かが私の自伝に共感して勇気になれば、と。
今の所、公開するかどうかも分からないが
書いている事だけは報告しておこうと
この映画を見て思った。
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