☆窓際社長の黄昏日記☆
♪キノコ♪
最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年6月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新の絵日記ダイジェスト
2006/06/01 わはは☆懐かしい!
2005/10/04 ジャニスの母からの手紙(ツアー3日目)
2005/09/16 「オキコパンク4」大成功!(ツアー2日目)
2005/09/10 台風のど真ん中で愛を歌う!!(レコ発ツアー初日☆)
2005/09/07 ついにできた!「すべりだい」アルバム☆

直接移動: 20066 月  200510 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 月  200312 月  20013 月 

2005/06/13(月) 「KEN子」と「けんこ」の距離
「FUNKISTは短期間で深く仲良くなったから良い質問ですな。」
…と今日のBBSのレスに書いたけど
これってやっぱり皆さんにも聞いて欲しいな、と思ったので
「社長日記」にコピペしてみます。

**以下引用**

私は「イベンター」よりも前に…「アーティスト」!!(>_<")

自分がアーティストとしてやって欲しいと思う事を
好きな人達にしてあげたいと思ってイベントを始めたのね。
それがCD出したりマネージングしたりと忙しくなる内に
「人の為と書いて偽」(by父)になりつつあったから
ようやく「すべりだい」で歌に戻って来れた訳さー。

だから最近は
自分が歌えなくなるようなスケジュールは組まないし
テンション上げすぎてしまうライブイベントのMCもやらず
ストレスもなるべく溜めないようにして
声をつぶすような呑み方もしない…たまにしか。(笑)

それでもやっぱり好きな人達には
「私にしかできない事」を贈りたいと思ってるから
CHは続いているんだと思います。

「人の勇気になる事をしたい」と子供の頃から思ってた。
今はCHがそれだと信じたい。
私達の歌と共に…。

…ちょっとクサかったかな?(笑)

***以上引用***

文字制限があって、短くしてこんな感じだったんだけど
BBSでも表記を変えてるのは、気持ちが違うからなんです。
敬愛するFUNKISTサイゴウがいいキッカケをくれたと思って
なかなか口に出して言えない事を書きます。
(ここの日記はこんなのが多いなぁ…笑)


■『CHのばかシャチョ→☆KEN子』は…ほぼ芸人?!(笑)■

18歳から琉大祭の野外ステージを仕切り、大きく成長させ、
それから宜野湾市主催「ライブギノワン」や那覇祭り等、
野外無料のイベントばかりに関わって10年以上。
誰が呼んだか「沖縄インディーズの母」「姐御」は
多少ハッタリを利かせても「頼れる貫禄」が必要だった。

いろんな若手バンドのライブを見ては「どうでしたか?」と聞かれ
評論家でもないのに答えを探さなければいけないが
それが番組のネタになる事もしばしば。
毎日のように送られてくるサンプルも一通り聞き、紹介する。
日頃からテンションも高いし、バンドの事をよく知ってて
しかもマシンガンのようにず〜っと喋れるから
MCやラジオやTVは天職だと思っている。
雑誌のコラム等も担当していて、好きなバンドを紹介しまくる。
人の期待に応えたがり。笑わせてなんぼ。(笑)

■『すべりだい☆唄者けんこ』は常に素顔■

だけど上記のように、
「KEN子」として10年以上も
ずっと沖縄音楽業界に絡む仕事してたせいで
昨今の「沖縄インディブーム」の裏事情が見えすぎて
実は2004年頭は「音楽嫌い」「沖縄を去ろう」とまで
深刻に、真剣に、思い詰めていました。

でも、その頃、
2年前に私のバンドを抜けて東京でバンド活動をしていたサトシも
ちょうど疲れて帰って来てたので
まずは人間不信の改善の為に(笑)普通に「遊ぶ」事から始めて、
元ベースの星川君と3人で「久高島」や「ちゅら海水族館」へ。
その帰りに2人ですべりだいを滑ったのが名前の由来の1つ。

それから「心静かに、やる気のない音楽をやってみよう」って
ウクレレとアコギを持ち寄って、狭い自宅で1畳セッション。
それがとても楽しくて、すごく気持ち良くて、
毎週、練習の時間だけが楽しみだった。(笑)
インディーズの音源なんか全く聞かず、
最近聞いてなかった洋楽CDとかを聞き直す時間を大事にした。

それから1ヶ月で新曲が4曲、カバーが4曲程できた。
それをMDで録音してみた。「意外と上等〜☆」
誰かに聞かせたくなった。CDRに焼いて親しい人だけに配った。
ライブしたくなった。身内のライブにちょっとだけ出た。
そんな素直な「初期衝動」を再確認できて、嬉しくなった。

だから「すべりだい」で歌う時はすごく素直な気持ちなので
裸になるのと同じように、かなり無防備です。
だから人に土足で踏み込まれる事が怖いし、
ちょっとした事で感情が溢れ出してしまいます。
そんな環境を作って守ってくれてるサトシが大好きです。


■ジレンマ■

「KEN子」は好きなバンドがいる限り突っ走ってしまう。
「私にしかできない事」を贈りたい気持ちでいっぱい。
赤字だろうと、徹夜だろうと、「ばかシャチョ→」は頑張る。

一方「けんこ」は、ただただサトシと練習をして、
周囲に振り回される事なく、ただ平和に歌っていたい。
私達の歌や言葉がそっと誰かの「勇気」になれたら嬉しい。

やってる事は両極端。
今でも時々、共存できなくて悩む事がある。
だから別の名前で活動しようと考えた事もあるけど
私は1人なんだよなぁ…。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.