風花の言伝
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2009/09/11(金) ミニ企画久々にやるよ〜
ミニ企画を始める前に、
一昨日私が中学生のころに所属していたバスケ部の後輩が他界しました。
このような場所で言うことではありませんが、
大切な後輩だったため言わせて頂きます。
お通夜にも参列してきました。中学校卒業以来の部活の仲間たち(同学年・後輩)や
顧問・先生方に会うことができたのですが、再会するのが葬式というのは悲しかったです。
これからこういうのが増えていくのかと思うと余計に…
改めて故人にご冥福をお祈りします。

さて、そろそろミニ企画を始めます!
なんと今回は!!珍しく月華メンバーではなく散華衆です!
ではスタート!
(ちなみに本編とは全くの”無関係”ですので、”キャラ崩壊”しています。
現代の言葉を普通に言っています。つまり単に私が楽しんでいるだけです。)

『裏側では…』
月に一度開かれる散華が今日行われる。
いつものように定刻になっても首座は空席である。
砕樹は腕を組み眉間に皺を寄せ目を瞑っている。

砕樹:全く月華の若造は怠けるのにもほどがある!
鵠羽:まぁそんなに怒っても彼のものに届きやしないよ
砕樹:だがな。あやつは月華の当主であるという自覚はなにのか?
鵠羽:自覚があるかは私にはわからんよ
砕樹:蒼破をみよ!あやつより年若のものでも我らより先に来ているのだぞ!
鵠羽:一番手は私だがな
砕樹:そなたはなしだ!
鵠羽:あら。そうだったのかい
朱風:砕樹。そう怒鳴られてはこの建物を壊してしまいそうだよ。
   蒼破も怯えてしまったではないか
鵠羽:…怯えているというか寝ていますね。
朱風:え?(隣りの蒼破を見る)
蒼破:……
朱風:砕樹の怒声でも寝れるとは…すごいな
砕樹:えぇい!月華はまだか!!!

すーっと襖が開かれ、黒の扇子を優雅に仰ぎながら砕樹の怒りの原因が現れた

月華:名を呼ばれるほど、私に会いたかったのかな(笑顔)
砕樹:戯けを申すな!いい加減定刻通りに来れないのか!
月華:私はまだまだ若いと思っているのでね。
    急いで歩く理由が無いと思っているのだが、なにか?

砕樹は今にも月華の胸元に掴みにかかろうという雰囲気を漂わし
朱風は馬鹿者めと小声で月華の背に投げつけたがさらりと流された。
鵠羽は隣りで怒っている砕樹とは正反対に楽しんでいるように見える。
やっと砕樹の殺気紛いの雰囲気に眠気が醒めたようで、月華と砕樹を交互に見ている。
砕樹は拳をぐっと押さえ月華から目を外した。
月華は嫌味に似た笑顔を砕樹に見せ、首座席に腰を下ろした。

月華:まぁそんなに怒るなよ。悪いのは俺だけじゃない。
砕樹:では他に誰がおるというのだ。
月華:ほら俺の人格を決めた人物がいるだろう
蒼破:…火月かい?
鵠羽:そうですね。火月というものが月華を生真面目な男に設定すれば。
朱風:でも今から月華の設定を変えては、以前からの話が変わってしまうのでは?
月華:そんなのこれからやるという改訂で整えればいい話だろ
蒼破:月華が生真面目になってしまっては、今現在の怠けている月華を好いている
   ファンが離れるのでは?
月華:それは困るな〜(砕樹をちらりと見る)
砕樹:…生真面目にならなくとも、今のそなたがしっかりすればいい話だ!
鵠羽:砕樹。我々が言いたいのは、月華が変わるということ
   我々の設定も変わるということだ。下手をすれば誰かが消えるかもしれんよ
砕樹:そ、それは……困るな。
朱風:つまりここは砕樹に耐えてもらうしかないということだな
月華:ご名答!

砕樹は散華が終わるまで月華への小言を我慢した。
散華が終わると一番に砕樹が力強く襖を開け放し出て行ったのを見送ってから
朱風・蒼破は出ていき。
鵠羽と月華は大笑いをしてその部屋を出ていきそれぞれの組織へと戻っていった。

山なし・オチなしのミニ企画でした〜

それでは今日はこの辺で!!
失礼!!


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