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2009/09/17(木)
ミニ企画の続きで〜す
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前回(9/14)の続きです。んで。前半の視点はシンです。後半は永輝に戻ると思いますが…(多分) ではどうぞ!
嫌な夢を見てしまった。どうしてあんな夢を見てしまったんだろう。 夢だったからまだいいのかもしれない。
シン:(だって・・・永輝と玲さんが…いやないない)
嫌な夢をみて気晴らしにでもと思って小屋を出て走りにでた。 玲さんは男性だと月華の誰もが知っている事実。でも紅の着物を着た玲さんはまさに女性だ。 それで私は恥ずかしくも永輝に教えてもらうまで玲さんを女性と思っていた。 夢の中は現実的で恐いほど立体的で夢の中でも私は動揺してしまった。 まさかあの二人ができていたなんて… こんな夢を見るなんて私どうかしてしまったのだろうか… 走りながら何度も浮んだ言葉を振り払うように頭を何回も振った。 すると横で久しぶりに帰ってきた玲さんに…永輝が… ドン!
シン:いたた… 剣 :痛ってぇ
余所見をしていたせいで前を歩いていた剣とぶつかってしまった。 剣は珍しく私に文句をいわないで質問をしてきた。
剣 :永輝見なかったか? シン:永輝なら玲さんと…
思い出すさっきの二人の状況…玲さんの両肩をしっかり掴んで真剣な表情で玲さんに話をしていた。 玲さんの顔は困惑しているようにも見えた… …まさか…あの夢は…。確かめなくちゃ!! 人の恋路は気になるものである。 ずっと頭の中を悩ませていたものが今は面白いことに変わった。
剣 :おーいどうした?うちどころでも悪かったのか? シン:ごめん。私ちょっと用事思い出した 剣 :は?用事って…オイ!
私は走ってさっき二人が居たところを目指した。でももう二人はいなくて 月華の中を走り回った。そして湖のところで昼寝をしている永輝を発見した。
シン:永輝ちょっといいかな? 永輝:え?なに?どうしたの? シン:話があるんだ。ついてきて
私は永輝の手を取りこういうのはあまり知れ渡ってはかわいそうだと思って森の奥を進んでいった。 今更思ったこと。男性の手を握って進むこの状況ちょっと恥ずかしい…
・+・+・+・+・+・+・+ シンが俺の手を引いてドンドン森の奥に進む。シンの顔は少し赤い え?この状況ってまさにあの夢の… 俺の鼓動が進むごとにどんどん大きくなっていくのが分かる。情けない男なのに! あの夢と同じような薄暗い場所でシンは俺の手を離して向き合った。
シン:永輝。私…ちゃんと(玲さんとのこと)受け止めるから…あの…
やっぱりあの夢だ!あれは正夢に違いない。じゃ次の俺の言葉は決まっている。 俺はシンの肩を掴んで一言かっこよく決めた
永輝:(シンが)…好きだ
シンは目をぱっと見開いて。決まったぜ俺!
シン:…やっぱり。そうだったんだ。頑張ってね… 永輝:…? シン:私二人のこと応援しているよ!じゃあね
シンは俺を残して満足したかのように去ってしまった。俺はなんだかわからないまま取り残され そろそろ丸と剣の機嫌も戻っただろうと思って小屋に戻ると 珍しく星来が小屋の前で立っていて一言俺に
星来:お前そういうやつだったんだな 永輝:は?
(完)
注意しますが、これは本編と全くの無関係です!永輝→シンはないです。 もちろん永輝→玲もございません!誤解しないでくださいね(汗)
それでは今日はこの辺で!! 失礼!!
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