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2010/02/14(日)
本日は…
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*今日はバレンタインデーということで特別内容でお送りします。 昨年と同様に物語の時代背景とずれていても広い心でお読みください。 また、本編とは登場人物の性格が著しく変っているかもしれませんので、 本編の彼らが好きな方は回れ右でお願いします。 さらに、苦情は受け付けませんので先に注意事項のみを書かせていただきました。 今回は2部構成です!ではどうぞ!!
『そういえば…』 砕樹:いつになったらあやつは刻限を守れるようになるのだ! 鵠羽:その言葉前回も前々回も聞いたよ 砕樹:こうも毎回平気な顔で遅れてくるものをそう易々許してたまるか! 朱風:その意見は正しいが、月華の性格では治らないだろう 砕樹:何をいうか!忍びが刻限を守らないというのはどういうことか分かっておるだろ! 鵠羽:砕樹。朱風に八つ当たりとは情けない 砕樹:八つ当たりなどしておるか! 鵠羽:それをしているというんだよ。 それに、我々のように何事にも動じない寛大な心を持たねばのう 砕樹:これでも心は広いほうだ。狭ければすでに帰っておる! 鵠羽:ふふふ 砕樹:何がおかしい 鵠羽:砕樹は見かけは大男なのに中身は小さいのうと思うてな 朱風:鵠羽!砕樹を煽ってどうする? 蒼破:砕樹が暴れればこの場所は崩れる 朱風:(蒼破さりげなく失礼なことを) 鵠羽:ふふふ。出番いうものが今回なかったからついついいじめたくなっただけのことよ 鵠羽の言葉を聞いて3人はそういえば第六章では一度も登場していないことに気づいたのだった。 そして、第七章でも登場できるかが危ぶまれていることは黙っておいてほしい。
宵月現代パロです。(生徒会パロと同じ配役です) 『差出人は誰?』 会長である主に頼まれて買出しをしてきた永輝と剣は両手に大荷物をもって帰ってきた。 生徒会室はまだ誰も来ていなかったが、机の上に一つだけラッピングされたものが置いてあった。 剣 :なんだこれ? 永輝:なに言ってんだよ。今日は何の日か考えればすぐに分かるだろ 剣 :2月14日…なんだっけ? どてっとオーバーリアクションでこける永輝 永輝:お前って本当に馬鹿だよなー 剣 :うるせぇ! 永輝:2月14日は恋する女子が思いを寄せる男子に思いを伝える日だろ 剣 :はぁ? 永輝:あーもう分かれよ!バレンタインデーだろ! 剣 :あーそうだったな 永輝:そうだったなって。はぁー 剣 :じゃこれは、バレンタインチョコってことか 永輝:そういうこと!まぁ多分俺宛だろうけどな 剣 :まだわからないだろ。名前は書いてないし…そのまま置いておくか 永輝:剣君剣君。生徒会の女子はシンしかいないだろ?つまりこれはシンからに決まっている。 そして恥ずかしがりやのシンのことだから、 俺に直接渡せないからこうしておいて言ったのさ 剣 :その根拠はどこにあるんだよ 永輝:じゃぁなにさ。剣はシンからのチョコは自分のだって思っているわけ?はぁー哀れな奴。 剣 :そのセリフそのままお前に返してやるよ。 シン:あれ?二人とも買出しお疲れ様 永輝:おぉ!噂をすれば恥ずかしやさんのシンの登場だ シン:はい? 丸 :また永輝が変なことを言ってる 永輝:隠すことはないよ。俺はちゃんと理解してこうして受け取ったからな シン:いや。言っていることの意味が分からないんですけど 星来:入り口で固まられたら邪魔だ シン:あ、ごめんなさい 永輝:星来ー今年は何個チョコもらったんだよ 星来:さぁな 永輝:星来はシンからチョコをもらっていないんだろ 星来:…もらったが 永輝・剣:えぇぇ! 永輝:どういうことだシン!なぜ星来に渡した?フェイクとかそんなことをしなくていいのに シン:ストップ!永輝さっきからなにを勘違いしているかわからないけど、 星来には昼休みの時に会ったから先に渡しただけで、みんなには”今”から渡すの 剣 :じゃぁこれなんだ? シン:それ、私のじゃないです。 永輝:ってことは他の生徒からの俺への… 丸 :だからなんでそうなるの? シン:さぁ? 主 :なにやってんだ?お前ら? 星来:永輝が勝手に騒いでいるだけです。 永輝:勝手にって剣だって騒いでたし 剣 :騒いでねぇよ! 氷李:どちらにしろ永輝はなぜそんなものをもっているんだ? 永輝:そんなものって失礼な!これは俺に恋をしている女子からの 主 :悪いがそれは俺のだ。リボンのところを読んでみろ 永輝はリボンを伸ばしてみると、確かに主の名前が入っていた。 永輝:え!主?これは誰からの?? 主 :シンからに決まってるだろ シン:違います! 主 :氷李これはどういうことだ? 氷李:どういうことだと聞かれましても 主 :とりあえず開けてみるか 永輝から受け取りリボンを解き、ふたを開けると中に一枚の紙が入っていた。
「主様へ いつも生徒会お疲れ様です。 私はいつも皆さんの活躍を見守っています。これからも頑張ってください」
星来:…皆さんって シン:私達全員のことじゃないですか? 氷李:そういうことになるな 丸 :主が代表だから主へって書いたんだね 剣 :なんだそういうことか…って二人ともそんなに落ち込むなよ 永輝:少し黙ってくれ。本命チョコだと思っていた自分が恥ずかしい シン:でもほら。これも全員宛だけどきっと本命チョコなんだよ 丸 :フォローしなくて平気だよシン。いつものことだから 主 :そうと分かれば俺は帰る! 星来:主!まだ仕事があります! 主 :今日の俺の仕事はチョコをもらうことだ。では失礼諸君! 氷李:お待ちください主!私もお供します!! シン:帰っちゃった…あ!! 剣 :なんだよ。 シン:主たちに義理チョコ渡してない! 剣 :義理って言わなくてもいいんじゃねぇか?
それでは今日はこの辺で!! 失礼!!
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