風花の言伝
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2010/09/11(土) まだ動かない君…(PC)
インターネットが繋がらなくなるという事態が起きたために書けなかった言伝を埋めています。
内容はミニ企画です。通常の火月の私生活暴露ではありません。
この日は世界中でも忘れてはいけない日ですよね。今でもあのニュースを忘れませんよ。

ミニ企画(生徒会編 夏合宿)
やっと全員が集合して、勝負だといって海に泳ぎに入った剣と永輝
波打ち際で砂遊びをするシンと丸
会長はパラソルの下でゆったり眠り、同じパラソルに氷李が監視で入っていて
もう一つのパラソルに星来が読書をしていた。(読書というかスケジュール確認)

シン「丸は海に入らないの?」
丸 「なんか入る気になれないんだ。シンは入らないの?」
シン「私も入る気がしないんだ」
丸 「ふーん。プールでは泳げるけど海だと泳げないとかじゃないの?」
シン「う…。うん。その通りです」
丸 「恥ずかしがらなくて大丈夫だよ」
シン「え?まさか丸も?」
丸 「僕は両方とも泳げるよ」
シン「そ、そうなんだ。(期待したのに)」

その頃沖を目指して泳いでいる二人は

永輝「なぁ剣」
剣 「なんだよ」
永輝「勝負しねぇ?」
剣 「またかよ」
永輝「どちらが早く岸につくかな。行くぜスタート!」
剣 「いきなりかよ!!」

シン「あれ?二人ともこっちに向かって泳いでくるよ」
丸 「ほんとだ。ずっと海にいればいいのに」

星来「会長。スケジュールを見たところこれといったものがないのですが」
会長「理由がない合宿悪くないだろっても?」
氷李「そうですね」
星来「いえ。問題があります。この合宿にかかわる費用は学校が出しているわけですから」
会長「理由付けは星来に任せるよ。はぁー眠い」
星来「無責任なことを言わないでください。眠いのは私もです!」
会長「だったらお前も寝ればいいだろ?
   生徒会は忙しい執務をこなしてんだ。たまにゆっくりしたって罰は当たらないよ」
星来「あなたに言われても説得力がありませんが」
氷李「星来!」
会長「相変わらず手厳しいな…なんかうるさい二人が戻ってきたぞー」

会長は扇子で海を指すとまた眠りに入っていった
ため息をついて海を見ると剣と永輝が必死に岸に向かって泳いでいた。
シンと丸はとりあえず波打ち際から離れて二人の到着を待った。
ざぁっとまた二人同時に海から上がると近くにいたシンと丸に駆け寄った。

永輝「今俺が早かったよな?」
剣 「いいや!俺が早かった」
永輝「俺が立ち上がった時まだ剣は泳いでた!」
剣 「それはお前が泳いでいるときに足を引っ張ったりしたからだろ」
シン「…また終わらない争いを」
永輝「俺だったよなシン!」
剣 「騙されるな俺だ!」
シン「え?え?」
丸 「一番は永輝だったよ」
永輝「ほーら!やっぱりな」
剣 「納得いかねぇ!もう一回勝負だ!」
永輝「何度やったって変わらないよ剣君」

勝ち誇るように胸を張る永輝を剣は睨みつける
シンは二人に聞こえないように丸に話しかける

シン「さっきの同時じゃないの?」
丸 「同時だけどどっちかって言わないと終わらないじゃん」
シン「…そうだね」
永輝「じゃあシン!これからデートしようぜ!」
シン「え?ヤダ」
永輝「即答???酷いよー」
丸 「酷いって勝手に盛り上がってたの永輝だけじゃん」
永輝「それはそうだけどさぁー」

星来「シン!!ちょっといいか?」
シン「はい!今行きます」
永輝「なんで星来だとすぐ行くんだよー」
剣 「お前よりましだからだろ」
永輝「剣より顔はいいはずなんだけどなぁ」
剣 「顔は関係ねぇよ!」

シン「はい。ないんでしょうか?」
星来「あの二人を黙らせてくれないか」
シン「どうすれば?」
丸 「僕にいい考えがあります」
シン「丸!いつの間に?」
星来「どんな案かわからないが二人で黙らせてくれ」
2人「了解です」
会長「俺の時より二人の返事がいいのは気のせいか?」
氷李「気のせいでしょ」

丸は永輝たちのところに戻るまでの道のりでシンに案を話す。
シンはそんなことで本当におとなしくなるのか心配だったがとりあえずやってみることした

シン「お待たせ」
剣 「星来はなんだって?」
シン「ほかのお客さんに迷惑をかけないようにだって」
永輝「別に迷惑かけてねぇのに」
丸 「永輝」
永輝「なに?」
丸 「シンが永輝と砂遊びをしたいんだって」
剣 「砂遊び?ガキか?」
シン「い、いいでしょ別に!永輝どうかな?」
永輝「もちろんOKだよ!何を作る?城?山?」
シン「あ、あれがいいなぁー」

恥ずかしそうに遠くの波打ち際にいるカップルを指さす
彼女は彼氏の首のところまで砂をかぶせて遊んでいた。

永輝「全然いいぜ!俺が埋ればいいんだな?」
シン「うん。でも横にならなくていいよ座ってて」
永輝「了解」

シンはせっせと永輝に砂をかけていき、何気に丸がその砂を頑丈にするために水をかけたり
剣が面白半分で埋めるのを手伝ったりしてあっという間に
永輝は雪だるまのようになった。もちろん頑丈にしたために永輝は動けない。
完成するとシンと丸はパラソルのほうへ歩いて行った。

永輝「あれ?どうしたんだろう?」
剣 「水分補給をしにいったんじゃねぇ?」
永輝「なるほど!俺もなんか喉が渇いてきた!」

(続く)

この生徒会の力関係は明らかに会長<副会長です
そしてうるさい永輝を埋める作戦実行!
以前翠が書いてくれたイラストにあったシーンwこんな感じでいかがでしょうかw

それでは今日はこの辺で!!
失礼!!


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