風花の言伝
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2010/09/08(水) 文字と舞台の違い
インターネットが繋がらなくなるという事態になりかけなかった言伝を埋めています。
内容はミニ企画です。いつもの火月の私生活暴露ではありません
この日何があったか、台風接近により朝から雨風がひどくびしょびしょになりながら
授業を受け、授業では落語の先生の授業で小説の作品を舞台にしたらという
のでビデオ鑑賞と講義を聞きました。

ミニ企画(生徒会編 夏合宿)
永輝と剣が丸の策にまんまと載せられパラソルをたてている間
シンは丸と星来に頼まれた残りの二人を呼び出しに向かった。
先に民宿で寝ている氷李を迎えに行くと、寝ているはずの布団に氷李はいなく
どこだろうと部屋の中を探していると部屋の隅で膝を抱えて丸くなっている氷李を発見した

シン「氷李先輩。何をしているんですか?」

シンが声をかけると氷李はさっと立ち上がった

氷李「別になんでもない」
シン「そうですか…さびしかったんですか?」
氷李「そ、そんなわけなだろ。会長において行かれたからってさびしかったなんて!」
シン「あーわかりましたから、顔近いです」
氷李「わ、わるい」
シン「(副)会長がそろそろ合流しろと言ってました」
氷李「会長が?わかった今から行く!」

氷李はシンを置いてさっきまで寝込んでいたのがウソだったかのような俊敏さで出て行った。

シン「わかりやすい人だなー」

次にシンは会長がいると思われる海の家に行くと、一際目立つオーラを発している席があった
会長を中心に4人の女子大生が囲んで会話をしていた。
呼び出しにくいなぁと思いながらシンは会長がいる席に近づいて行った。

シン「あの…会長…」
シン(一瞬女子大生の視線が痛かったような…)
シン「パラソルの準備ができたのでお迎えにあがりました」
会長「お!そうか。今から行く」
女1「えー行っちゃうの?」
女2「もっとお話ししようよ」
会長「ぜひともそうしたいところですが連れが迎えに来ましたので」
女3「連れって、後輩ちゃんでしょその子」
女4「ねぇー後輩ちゃんこわーい副会長に会長さんはあとでくるって伝えにいってよー」
シン「え、えーっと」
会長「みなさんが私を引き留めてくださるのはうれしいことですが、
   あまり彼女をいじめないでください。彼女は先ほど話した私の思い人ですから」
シン「え!!!!!!」
女3「そうだったんだ!って本人目の前で言っちゃって…公開告白?」
女1「後輩ちゃんいいなぁーこんなかっこいい人から思われているなんて」
シン「え?あ、あの」
女4「あ、そうだよね。お姉さんたちがいたら答えにくいよね。光くん頑張ってね」
女2「私は気になるなー後輩ちゃんがなんて答えるのか」
女1「確かにね」
女3「ほら二人ともいくよ」
女12「はーい。じゃね光君」
会長「素敵な時間をありがとうございました。さようなら」

きゃっきゃと勝手に盛り上がって去って行っていった女子大生に手を軽く振って
会長はご機嫌な様子で歩き出した。

シン「か、会長!!」
会長「どうかしたか?」
シン「どうかしたかってなんであんなウソをいうんですか?それに偽名って…」
会長「シンだから合わせてくれるかなーって」
シン「無茶ブリに対応できるほど器用ではありません!」
会長「器用になれシン!ははははは〜」

会長と星来たちがいるところに戻るとパラソルが2つ広げてあり
剣と永輝が大の字で倒れていた。

会長「おー二つもかこれはいいなぁ」
氷李「会長!声をかけられてもついて行かないと約束をしたじゃないですか!」
会長「そんな約束をしたかな?」
氷李「去年とかたいへんだったのを忘れたのですか!?」
会長「あーもう!せっかくの合宿なんだかあらそう騒ぐなよ」
シン「ねぇ丸。剣と永輝はどうしたの?」
丸 「お帰り。あのバカ二人はほっといていいよ」
シン「ほっといていいんだ」
永輝「あれシン着替えにいったんじゃないの?」
シン「う、うん。会長と氷李先輩を呼びに行ってた」
永輝「えー頑張って損した!」
剣 「うるさいな敗者」
永輝「そっちが敗者だろ」
剣 「は!負け惜しみか?情けねぇー」
永輝「強がっちゃってーそっちのほうが情けねぇーよ」
剣 「もういっ…!!」

ばしゃと二人に水がかけられた

剣 「星来何しやがる!」
永輝「しかも温いし…」
星来「いい加減おとなしくしろ。これ以上騒ぎたかったら沖に行け。もしくは埋ってろ」
シン「埋ってろってモグラじゃあるまいし」
星来「シンなにかいったか?」
シン「いいえ。なにも」

(続く)

会長の偽名は光源氏の光です。(どうでもいい情報)

それでは今日はこの辺で!!
失礼!!


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