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2005/02/23(水)
春一番
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南風があたたかくよく晴れた日でした。でも、これから花粉が飛ぶ季節なので、ちょっと憂鬱です。花粉症の人には辛い季節でもあります。まあ自分の場合は花粉に限らず、ダニやハウスダストもダメですけど・・。
今日のニュースで憤りを感じたのは、内部告発した社員に屈辱的な報復人事をしたトナミ運輸の件です。以前にもニュースの特集で知ってはいたのですが、いまだに闘っていたのですね。こういうのはよくある話で、殆どは泣き寝入りなのでしょうけど、この人は30年間も屈辱に耐えて一人で闘ってきたのですね。判決で主張が一部認められたとはいえ、賠償金1300万とは少なすぎます。それに会社の謝罪を認めなかった点も疑問です。
それにしても酷いですねえ“トナミ運輸”という企業は。違法カルテルで客からぼったくって、告発者には報復人事ですからねえ。こういう悪質な企業は世論の力で淘汰しなければならないのですが、ほとぼりがさめれば忘れてしまうのが日本人ですからねえ。悪い企業は利用しないのが賢明です。 最近の企業はモラルも著しく低下してますからねえ。不買運動なんかしたら、利用できる企業が無くなることも考えられます。それでも自分の不買リストにはキッチリ加えておきます。自分一人が買わなくてもなんてことないんでしょうが、気持ちも問題ですから。全国民が意識してくれれば少しは企業も考えるのでしょうけど・・。 自分が悪い企業の名前を覚えてその製品を買わないことにしているのは、子供の頃、森永のミルク中毒事件を知ってからなんですけど、最近は雪印、日本ハム・・・企業のモラルもなにもないですからねえ。共通するのは悪事が発覚した後に、反省どころかさらに悪事を積み重ねることです。
今までは泣き寝入りが多かったでしょうけど、ネットの時代ですから、大企業が個人を恫喝して潰そうとしても、一部始終が世間にわかってしまい、たちまち大ブーイングになりますから。その典型が東芝ビデオ事件や松屋のカエル入り牛丼事件でしょう。いまやネットがマスコミを上回る権力になりつつありますから、企業も発想の転換が必要でしょうね。
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