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2005/03/10(木)
退院
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母が退院する日なので市川の病院まで迎えに行きました。 術後は順調で予定より早く退院することができました。 見えるようになったと喜んでおります。回復後の視力は、状態が落ち着いてから眼鏡またはコンタクトで矯正しないとわからないそうですが、全く見えなかったのが、自分で歩けるようになりました。 状態が落ち着くまでには数ヶ月、人によっては1年以上かかるそうです。このまま拒否反応がなければ、かなり期待できそうです。手術後にすぐに見えるようにはならないと説明を受けていたので、予想以上の成果に驚きました。
同じ病棟でも、1ヶ月以上入院しても退院の目処が立たないくらい化膿している人もおりました。角膜がうまく定着するかどうかは医者にもわからないそうです。角膜移植は手術そのものの成功率は高いのですが、術後の経過の方が重要ですから。
今回は海外ドナーからの移植でしたから、輸送費などが別途必要でしたけど、早く手術できることが魅力です。本来なら国内で対応するのがよいのでしょうけど、国内は全く数が足りませんから。
角膜の提供ということは、その人はなんらかの原因で亡くなられたわけで、悲しみのなか提供してくださったご家族に感謝します。ドナー登録することで、角膜をはじめ各種の臓器がそれを必要とされる生存者に有効に提供されることになるのです。国内でもドナー登録の認知度が上がるとイイのですが・・。
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