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2004/06/08(火)
10代最後の日記。
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明日はちょっくら新宿オールしてくるから、日記更新できないから、これが10代最後の日記。
20才になるの、散々やだやだ言ってたけど、もぅ別に何も思わなくなった** さすがに覚悟できたっていうか(´〜`;)
その一瞬で変わってしまうんなら、凄いイヤだし恐いけど、 一瞬で何かが変わるわけじゃなくて、時が流れてくうえで、自然に変わっていくものだから。 何も気にしなくなったかな。ゆるくいこーぜ♪的な。
ただ今ショックなのは、 あたしが小学校低学年の時は、高学年のおねーさん達はすごく大人に見えて あたしが中学生の時は、高校生のおねーさん達がすごく憧れで 高校生の時は、今が1番楽しいけど、20才になったらあたしも変わってて、大人になってるんだろうな・・・ って思ってた。
でも、今、なーんも変わってないよ?
外見はたしかに180度変わったかもしれない。 それなりに色々経験したことによって、大人びてきたかもしれない。 でも、あたし自身っていうか、本質的なことは何も変わってない。
たったの20年間じゃ、大人になんてなれないよ。 「あたしは地に足のついた大人です!」なんて胸張って言えるわけない。 あたしはまだまだ子供だ・・・ていうか、子供でいたいだけ。逃げたいだけ。
なんかショック。 こんなあたしでも、小さい子から見たら「大人なおねーさん」なんだよ、あの頃のあたしが憧れてたような。 こんなのって嘘ぽくて嫌。
誰が、20才から大人って決めたんだろう? なんで、20才からが大人って決めたんだろう? 20才からが大人なら、その日を境にガラッと変わりたい。 なんかこの曖昧さが嫌。
30才の人も40才の人も、子供を産んで母になった人も、50才の人も60才の人も、お婆ちゃんの人も 皆なんとなく曖昧にそこまで辿り着いてしまったって事くらい、わかってるんだけど。。 わかってるんだけど、なんかショックっていうか。。
多分大人=完璧って思ってたんだろうね、あたしは。無意識に。 だから、大人になるのに、完璧になれてない自分がすごくむすがゆくって、 世の中の「大人」と呼ばれてる人達に完璧な人なんていないって事実がショックで。
一人っ子のあたしにとって、大人ってきっと大きな存在だったんだろうね。
大人が見える景色は、とても広々としてて、自由で、目に見えるものは美しいものばかりで、 どこにでも行けて、何でも出来て、優しい人々に囲まれてて・・・ そんなものだと思ってた。
でも、理想の地に辿りついたあたしの見たものは、 前も後ろも右も左もわからない、ここがどこかもわからない景色。 笑顔の仮面をつけた人達。腕の時計に縛られて、ぜんまいじかけの人形みたいに無機質に歩き回る人達。 戻りたくても戻れない。もう前も真っ暗で何も見えない。何が本当なのかもわからない。 自分がどうしたらいいのかわからない。自分が何者なのかすら、わからない。 ・・・そんなとこ。
まぁ、今はここまで思ってないとしても、一時期はね。うん。 自分は所詮、巨大な組織の歯車にならなければならないんだ、て思ったとき、夜も眠れない日が続いて。 今でも歯車になるのなんて嫌だって思うけど、それが一番楽に生きていく術なのかもしれないって思う。 まだあたしは、そんなものになりさがりたくはないんだけど。
別に大人を否定しているわけじゃない。 まず、大人の定義が何なのかもわからないし。 そこの境界線が何なのかもわからないし、誰によって引かれるものなのかもわからないし。
子供だとか大人だとか、曖昧なくくり方をして、その裏に見え隠れする、暗い闇があたしは嫌なだけ。 あたしは明日で20才になる。だけど、大人じゃなくて、もう子供でもない。
ただの20才の女のあたし。 それだけで充分じゃね?それ以外に何がある?
今こーやって書いたことを、10年後読み返して「子供だったなぁw」て思うんだと思う。 その時は今より大人になってるんだと思う。 それでいいじゃん。
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