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2004/03/03(水)
北風がまだ冷たい街…
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今日はおととい実行できずにいた予定を実行しに行きました。すなわち、仙台市街へくりだし、映画を見つつポップコーンを食べ、その足で久しぶりのウインドーショッピングを楽しみ、新しくできたLOFT仙台店も覗き見して、町並みを観光、ベンチに座りながら人間ウォッチングを決め込む…ことである。
その映画なんだが…
客５人のみ(俺を入れて)
…なぁにコレ、ママ？
いくら平日の朝一だからってもう少し客いてもいいだろうがよ。たしかに終わりかけの映画だし、来る人は少ないだろうけど、いくらなんでもあの状況は…。まぁ仙台の映画館も軒並み潰れていってるしなぁ。なぜかMOVIX仙台は仙台郊外にあるのだよ。不便ったらありゃしない。仙台東宝なんか総客席数８０だって。そりゃ潰れるわ。しかも俺以外全員女性で、なんて思われてたんだろ、俺…。
『あの人男一人で観に来てるわよ。しかもこんな朝早くに。よっぽど暇で友達もいないのね。ちょっと全身黒いし気味悪くなぁい♂』
と思われてるのは必至だ。
まぁ、確かにそうなんだけど…タダ券あったんだからいいじゃん…。
しかも携帯の電源切るの忘れてて、上映中に
『チャラララ〜ン、チャララ〜ン、ラン、タラリロリロ♪(大改造 劇的ビフォー・アフターのあの曲)』 とけたたましい着信音が…
『ぎゃああん!!!?』
と観客の人をさぞびっくりさせてしまった…。一番びっくりしたのは当の俺だけど。みなさんも上映中のマナーは守りましょう。
仙台LOFTはなかなかの品揃えでしたな。といっても京都とたいした変わりはないが。ジュンク堂とHMVが引っ付いてた。HMVはLOFTと提携でもしてんのか？そこのジュンク堂で本２冊買ってから立ち読み…（何も買わないで立ち読みすると、店員さんの視線がイタイので）。今話題の『蹴りたい背中』を読破してきました。
綿矢りさ!!!(゜Д゜)
彼女はすごいな！もうアイドル並みの人気だそうだよ、ネットを見ると。なんでもファンクラブまで設立されたらしく、『りさたん萌え〜(´Д｀)ハァハァ』などとアヤシイやつまで出てきてる始末。確かに黒髪、京都美人、高学歴と三拍子そろってりゃオジさんコロリといっちゃうよな。あの黒髪がまたいいんだぜ、昨今類に見ないピュアな感じが出てて、ゴ、ゴクリ…。でも彼氏いるんだぜ〜オジさんがっかりだよ〜(´Д｀) 何でも早稲田の３回生らしい…。くっそー結局それかよ！純情そうな振りをしてても早稲田ボーイにゃコロっといくのね…。早稲田・年上・金持ちとくりゃあ誰でももってかれるわい。俺に勝ち目はなかったってことね！京都出身なら同志社来やがれってんだまったく。そんで会計研にでも入ってくれれば…ぐふ。
内容の方は全く薄っぺらな気がしたのは俺だけだろうか。随所に切れのある表現はあったが…芥川賞ね…。俺も評論できるほど本読んでないけど。でも芥川賞ってあんなもんなのかもな。ついに文学までもが芸能化されてしまってきたか…。もう一方の芥川作家が全く注目されずにかわいそうに。俺なんかは金原さんのが好きだよ。表現がストレートで。『単語』がポンポン出てくるからね。一瞬、『あれ？仕事に疲れたお父さん方が気の迷いで手に取る本かな？』と間違うほどだ。ルックスも悪くない。しかし、日本人受けするのはやっぱ山田だろうな（綿矢りさ・本名 山田梨沙）。方や黒髪・京都美人・反現代風、方や茶髪・ピアス・現代風。お父さん方が好きなほうは自ずと決まってくるよ。店頭に並ぶ本の数も圧倒的に違っていたし…。かわいそうな金原さん…。しかしあの二人が芥川か…。なんか俺でも直木ぐらいは取れそうな気がしてきたぞ。ちょっと執筆してみようかな。
今日の一句
街包む 風に桜を 感じたり
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