ひねくれ者の小唄
できればネットの片隅に存在し続けられますように
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2005/12/26(月) 「…」と「…。」(えじえじ)
2年弱書いてると過去の記述なんて忘れてしまいます。それというのも大したこと書いてないからだと思いますが、今日は「」内の句点の取り扱いについて書きます。


前にも書いたような気がしますが、この日記を見ている方は「」を閉じるとき句点で締めますか?それとも句点は入れませんか?えじえじはずっと句点で締めるものだと思っていました。ですが、ネット上で“「」は普通句点をつけません”なんてみたいなことが書かれているのをよく見かけます。それでちょっと部屋にある小説を調べてみました。適度にライトノベルを混ぜてみます。

句点無し
有栖川有栖著「双頭の悪魔」創元推理文庫 2001年第5版
芥川龍之介著「蜘蛛の糸・杜子春」新潮文庫 1988年第45版
ディケンズ著、村岡花子訳「クリスマス・カロル」新潮文庫 1991年第77版
パウロ・コエーリョ著、山川紘矢・山川亜希子訳「アルケミスト 夢を旅した少年」角川文庫 2005年第23版
太宰治著「走れメロス」新潮文庫 1988年第47版
宮部みゆき著「R.P.G」集英社文庫 2003年第13版
内田百間著「ノラや」中公文庫 2002年改版第4版
狩野あざみ著「亜州黄龍伝奇」徳間ノベルス 1994年第3版
桜庭一樹著「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」富士見ミステリー文庫 2004年初版
ロバート・F・ヤング著、伊藤典夫訳「ジョナサンと宇宙クジラ」ハヤカワ文庫 2001年第5版
友桐夏著「春待ちの姫君たち リリカル・ミステリー」コバルト文庫 2005年初版
咲田哲宏著「竜が飛ばない日曜日」角川スニーカー文庫 2000年初版
桜坂洋著「All You Need Is Kill」スーパーダッシュ文庫 2005年第2版
梶尾真治著「おもいでエマノン」徳間デュアル文庫 2000年初版

句点あり
太宰治著「パンドラの匣」新潮文庫 1998年第47版
ディマ・フィス著、吉村正一郎訳「椿姫」岩波文庫 1989年第66版
平野啓一郎著「日蝕」新潮文庫 2002年第2版


サンプルが少ないので何とも言えませんが、やはり句点なしが圧倒的に多いです。負けた。まあ勝ち負けではありませんが、句点がない方が見やすいからでしょうか?太宰治なんて作品で違ってなかなか興味深いです。そもそも教科書は全部句点ありなんだけどなぁ。今度暇があれば、姉の部屋にある全集を見てみます。


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