秋山亜軌の日記です。著作は秋山亜軌にあります。文書・画像の無断転載禁止です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年10月
前の月 次の月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新の絵日記ダイジェスト
2005/02/28 だいぶ、前の話になりますが・・・。
2005/02/15 ミュシャ展に行って来ました!
2005/02/13 音楽に助けられる日々ですよ。
2005/02/11 コロビノヨロコビ
2005/02/07 めまぐるしかった三日間。

直接移動: 20052 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200312 月 

2004/10/29(金) 希望の軌道-アナログver.-
こっちは色鉛筆で描きました。商業的に使われて見栄えのするものと、アーティスティックなものは違うので、どちらも自分のものにしていきたい。ちゃんとお仕事にならなきゃ飯は食えないし、そのためにする妥協はいとわないけど、一方で個人が出るアナログの方もちゃんとやりたい。じゃなきゃ何のために描いてるかわからなくなっちゃうから。

2004/10/28(木) 希望の軌道-ベジェ曲線ver.-
フリエーターの表紙、どうやら選考から外れたようなのでUPします。まあいつもに比べればショックは少ないです。一応ベジェ曲線まともに使ったの初めてだったんで。いや悔しいですけど。とりあえずアナログのの方も描いたので、それもあとでUPします。今回はデジタルとアナログの違いで楽しんで頂けたらと思います。フリエーターはクリエーターと企業を結ぶ雑誌ってことで、創作が生む出会いと奇跡をテーマに描きました。

2004/10/25(月) 改名、秋山亜軌。
秋山悪鬼を改名して秋山亜軌にしました。読み方は変わりません。あきやまあきです。なんか今更ですけど仕事するのに悪鬼はイメージ良くないなと。当時はひねくれて悪鬼なんて付けたと思うんですね。やさぐれて。でも何事も好転的に考えようと、仕事もやめて旅立ちだし。心機一転のつもりです。あのオバサンに云われたわけではありません。一応姓名判断でよかったもので漢字は選びましたけど。げんかつぎで。気分が滅入ると今までは名前変えてたんですけどもう変えません。決定です。サイトもノベルや投票、卍などは外してごくシンプルな形にしました。全ては仕事がしやすいように、もっと商用っぽいサイトにするつもりです。やっぱり、あまり色々手をつけるとまずいラーメン屋さんみたいなので。一番のウリはあくまで僕の絵ということで。一応前の地図の場所からノベル、投票、卍には飛べるようにはしてあります。好きって云ってくれる人もいたんで。ここ何日か遊んでましたけど(笑)ただ遊んでたわけじゃなくて、前に云ったフリエーターという雑誌の表紙を飾る絵の公募のための絵をベジェだけで描いてみました。UPするのはまだ先だと思うけど、色々勉強になったし、もっとうまくできるな、と感じてます。構図も線も色ももっと自分の絵は改善の余地が、未来があると思ってます。仕事もあと残り4日で、できるだけ楽しみたいし、素直に吸収できることは何でも取り入れてやろうって気でいます。

2004/10/23(土) サトゥと埼玉新都心グルメ?ツアー
昨日、サトウという名字が三人になってしまうというよくわからない理由で呼ばなかった友達と埼玉新都心へ行って参りました。遠くへいきたいんだ、と彼がいい、僕は昨日の酔いでゲロゲロになってました。そんなに遠くもないんですが、久々出かけたんで気持ちよかったです。あまり目的のない旅だったんですが、いたるところでおいしそうなものを見つけて僕はブヒブヒ食べてました(笑)。デブキャラ狙ってますから。太れないんだけど。蕨って駅があって乗り換えました。読めます?で、もう今日は僕のジョークもだらけたものだったんですけど、昨日の話をしたら彼はとってもうらやましがっててわりいなあ、と思った。埼玉は母の実家なんでなんか懐かしかったなあ。でも新都心には初上陸なんで楽しみでした。着いたら、もう街全体がコクーンていう巨大ショッピングモールで、とにかく美味そうな店がすごく多くて、どこで昼食にしようか迷ったけど、せんば自由軒グリルという明治からあるという洋食屋さんでインデアンカレーという、ドライカレーに卵とソースをかき混ぜて食べる料理を頂きました。(下写メ参照)これがすごく古いいい感じに懐かしい味で美味しかった。店自体レトロな作りでいい雰囲気だったんだけど。そのあとジョンレノンミュージアムへ。なんだろ、最近出来たミュージアムなせいもあるのか、新しいタイプの感性があって、バシバシ刺激受けました。ジョンレノンと自分で共通点もあって、すごく遠い人って気もするんだけど、実は近いのかなって思った。表現てものを総合的に捉えているというか、歌だけじゃなくて絵とか詩も書くし表現に垣根がない。クリエイターとしか付き合いたくない、とか。そこが似てると思った。基本的に創作することに熱中するようになる人って幼少期に淋しかったり孤独だったり、することがなかったり、するひとなのかな。僕は親健在でちゃんと育てられたけど、人見知りだったから、言葉以外で表現しないとアイデンティティー保てなかったし、認められなかったし、今でこそなんとかなってるけど。オノヨーコについても詳しくは知らなかったのでわかってよかった。あの人キレイとは思わないけど、めちゃくちゃ力のある顔してますよね。高村光太郎と智恵子くらい強力な磁力で繋がった二人ですね。イマジンって曲があるけど、想像してごらん、戦争のない世界を、っていう。そんな簡単になくなるもんかと思いながらも、僕のそういう気持ちが戦争を続けさせているのかもしれない、なんて思いました。最後の白い部屋。あそこに導かれるための長いミュージアムです。行ってない方はぜひ。僕は先に出て余韻に浸って友達が買い物するのを待っていると、そこであの地震が起こりました。すぐただごとではないのがわかりました。外に出て街全体皆があわてふためいているのを見ながら地震の詳細を知ってチャイニーズから土産を簡単に買うとすぐに帰りました。地震の影響でかなり電車に遅れが出ていて、すごくこれからどうなるのか、憂いていました。でも好転的なイメージでいたい。何か無理やりだけれど、あの時ジョンレノンミュージアムに居たのも何かの縁だと思いたいんです。

2004/10/22(金) 異文化交流パーティー
いつもの飲み仲間でシングルの男らを選抜して、僕の仕事仲間の若い女の子たちとぶつけるという、コンセプチュアルな飲み会を企画しました。僕というパイプライン以外は何のつながりもない飲み会です。これがすんごい面白かった。最初はなんだろう、けっこう気合い入れていったんですよ。俺が上手く間をとりもって楽しくしなきゃ、とかね。一応合コン的なシチュエーションじゃないですか。慈善的な気持ちで忙しいみんなに出会いの場をと思ってのことだったし。紹介ってしたことなかったし。とにかく自分のせいで台無しにするのは絶対嫌だった。でも気付けば自分が一番楽しんでました。実際は合コン的なノリでは決してなかったし、ただひたすら楽しかった。女の子も笑いのわかる子達だったし。まず普段笑いの天才みたいな男がいるんですけど、彼がそこだと普通に笑えるとこをスルーされちゃってたりね。するんですよ。そういうの観察してるともうおかしくて。あとあんまり僕らだけだとやらないことをやって、もう僕ら立派なおっさんやなあ、ってことに気付かされるんですよ。山の手線ゲームとかね。めちゃくちゃ盛り上がりました。山手線ゲームであんなにミーハーに騒げるの僕らくらいです。個人的には色の名前でやったときはくだらなすぎて最高潮でした。ハヤシ声とかももう今自分らの時とは違ってワサワサベイビーとかいうやつで、でも結局のっとちゃったんだけど。ザミュージックとかカサビアン風に変えちゃったりとか。けっこう仲間内とバイト先での僕の違いに男どもは気味悪がってたね。でも一人だけすごく妹みたいに信頼してくれてる子がいるんですけど、その子が本当に僕を持ち上げて乗らすわけですよ。泣きそうになるからやめてくれと思った。もう君がいるから僕はがんばれたんだって云いたかった。あの子の歌の上手さも聴かせられてよかったなあ。そのあと側転しながらカラオケ屋に行ってもう飛んだり跳ねたりツイスト&シャウトしてた。(たぶんありえない動きをしてたから3日間腹筋がすごく痛かった。)皆盛り上がっててやっぱり未知との遭遇は楽しいなあ、と思った。まあ僕を含め、皆若い女の子が好きですから(笑)。さっき話に出た天才は「渋トナ(いつも飲んでる仲間の名称)なんかもういいぜ!これからはこっちだぜ!」って叫んでた。疲れ果てた彼はその後膝枕で夢の中へ。本当ねえ、酔ってたから全てをうまく覚えてないんだけど友達とビデオ持ってくりゃあよかったって愚痴ってました。歌う曲も明らかに時代差あったけどアドリブでごまかせてなかったけどごまかした。とにかくこれはまた機会があったらやりたいな。本当にみんないい子たちです。久しぶりに心のそこから笑った。そして仕事本当にやめるんだって実感が湧いてきた。少し切ない。皆ありがとう。カラオケから出る時、天才に目覚まし代わりに歌ったクリープが僕の本当の気持ち。

2004/10/18(月) ベジェ曲線の修行中です。
最近の僕。今日は悪魔の店長と朝から二人きり。人数少なくて嫌な予感してたら予感的中。一人休み。こきつかわれる。精神的にあの人と二人きりは最悪です。日曜に勘弁してくれって感じでした。その2、最近店に昔一緒に働いてた人がよく来る。まともに相手できなくて残念なんですが懐かしくて泣きそうになるから勘弁してくれ。その3、ベジェ曲線練習中。商業アートに進むなら避けて通れぬ道。嫌で避けてきたデジタルの線。周りのデザイナー仲間は当たり前のように使えるので連中にケッて笑われない程度までは熟練度をあげようと思ってます。もちろんアナログの方が好きなんですが出来ないのを理由に嫌いってのは説得力に欠けるなと思って。まるで精神と時の部屋みたいな空気でパソの前で練習あるのみです。フリエイターって雑誌の表紙を飾る絵の公募があって、それ用に書き下ろした絵があるのでそいつを今必死でベジェでトレースする練習をしてます。少しコツをつかめてきたかなって感じではあります。すでに3日ベジェ漬けの日々です。アナログの方が早い・・・。その4、友達にようやくグリーンデイのアメリカンイディオット借りて聴きました。これは相当力作ですね。パンクがあまり好きでもない僕が言うのだから間違いなくこのアルバムは力作です。ベストアルバムよりはるかにいい。一言で云うならこのアルバムは変幻自在パンク。これでもかというくらいアイデアとおどかしとトリックを詰め込んでいて、それが違和感なく変化していくパンクの旅みたいなアルバム。それとコーラスワークがおもしろい。冴えてるなあ。パンクオペラはすごかったです。個々の楽曲のかっこよさもさることながら全体を通して聴くと曲の繋がり方が絶妙でこの曲の並び方じゃないと駄目だと思った。7曲目と8曲目の繋がり方が鳥肌立つくらいかっこいい。一番好きなのは9曲目のエクストラオーディナリーガールですね。泣ける。

2004/10/13(水) Halloween party
10月といえばハロウィンなので、それにちなんだ絵を描き下ろしました。こういう可愛いイラストチックなのは久しぶりですね。この前仲間内でプラモ大会をやったんですけど、その時山口の友達が、山口にハロウィンと似たイベントがあるというのを聞いて興味深かったんだけど、人の家に行って仏壇で拝むとお菓子をもらえるっていうイベントがあるそうです。本物のハロウィンは農作物の感謝祭でお化けを払うイベント。他人の家にお菓子をもらいにいくんですよね。今回も色鉛筆で描いたんですけど、なかなか気に入ってるので、ギャラリーの方に格上げするかも。ティムバートンっぽくしたかったんですよね。さて近況報告ですけど、10月いっぱいで今の仕事をやめます。それからはあまり決めてないんですけどやめるってことがまず第一歩だったから。僕にとっては一大事件だったんです。三年半のブランクは長いですよー。ムショからシャバにでるようなもんです。制作はしてたもののあまり生産性はなかったし。とりあえず調布の方で以前お世話になったデザイン事務所があるのでそこで働くことになりそうです。まだ完全に決まってないんですけどおそらくそうなるであろうと。実家にもたまには顔出さないとな、と思ってるし。新しいスタートが勢いよく切れるようにがんばります。

2004/10/05(火) I'm hanger
雨続きの日々、皆様どうお過ごしでしょうか。うっとうしいという方もいるでしょうけど、絵を描くにはいい天気です。想像力がとっても働きます。さて、久々のオリジナルです。シュールレアリスムっぽい感じですけど、色んな小道具を使うことで、見る人が勝手に想像できる絵にしたかったんです。僕なりの意図とかは、まあありますけどそれはどうでもよくて。あえて苦手な色鉛筆で描いて、少しパソでも調節加えてます。ちなみにhangerって絞首刑執行人って意味もあるそうです。精神分析医とかに見せたら真っ先に人格疑われそうな絵ですよね。実際、内省的な気持ちで最初は描いてたんです。俺なんか大したことないし、みたいな感じで。でも途中から、そういう安易な発想をするであろう精神分析医をあざ笑うような気持ちで描きました。ひねくれてますかね?僕の絵とか詩っていつも負け犬の視点だなあって思うんだけど、下から上を挑発するのがすごく好きで、実際上に、1番になったらきっとそんな自分に引いてしまう気がする。ただみじめになるのは絶対嫌で、強い負け犬になりたいんですよ。きっとそれが自分の流儀だと思う。下克上派っていうか。

2004/10/02(土) モナリザのエチュード
誰でも知ってる絵を描こうと思ってモナリザを描きました。ダヴィンチはそれほど好きではないけれど描くとこの画家の凄さはわかります。やっぱりモナリザには何か神がかったものがあります。たぶん骨から描いて皮膚を重ねてったんじゃないかと思うんですよね。描いててそれは思ったんですけど。ダヴィンチは筆跡を執拗なまでに消してるんですけど、僕はそういうの嫌いなんで逆にタッチをつけていくように描きました。ちなみにサインもダヴィンチになぞらえて鏡面文字になってます。私事ではありますが三年半働いた職場を去ることにしまして、その記念に描く絵はモナリザだろうと決めてました。三年半、人が何か出世したり資格を得るのに充分な時間です。それを僕は無駄にしてしまったんだから、ここからはもっともっと真剣に動かないと、と思ってます。とにかくこの状況に慣れすぎ、煮詰まり、もう何も出てこなくなってしまったのです。新しい風を入れてそろそろ第一幕を下ろそうと思いました。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.