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2004/11/22(月)
ごった煮な絵。
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今さっきまで絵描いててこれはムンクみたいな絵なんですが、明るいのか暗いのか、よくわからなくて、最近のは皆そういう相反するものを感じさせるような絵ですね。ごった煮みたいな絵。ぶっちゃけ人にあげる絵なので、その人のこと想像して描くんですよ。好みとかその人のかもしだしてる空気とか意識して。不特定多数に向けて描くより誰かのために描くってことは想像しやすいんですね。そういう、人のために描く時はなるべく私情をださないようにしてるんです。それじゃプライベートで描いてる絵と変わらないから。でもまあ、創作ですからあくまで自分は殺そうとしても作ってる以上自分がでてしまうわけです。そんでもって絵に今の自分を読み取るんですけど、まさに僕ってごった煮な人間なんだなあ、と思う。例えば一日で考え変わるし、早いと一時間で性格変わるし、明るかったり暗かったりの落差も激しい。二重人格者みたいですけど、僕ってすごく相反しているものでできているし、矛盾の固まりなんですよ。世の中自体そういうものだけど、やりたいこと、やらなきゃいけないことはわかってるのになかなかできないじゃないですか。例えば親が虐待して自分だけは子供を幸せにしたい、とかって思ってる人が親と同じように子を虐待しちゃったり、政治だと正しいことをするために悪い金を使っちゃったり、とか。相反するものって割と背中合わせなものだと思ってるんです。美輪明弘の正負の法則みたいなものです。そういうの意識してるわけじゃないんだけど、面白いなと思ってて、それがでてる絵になってます。wing、fangって区分けもホント難しいんですよ。ダークでありポップでもある。だから最近の絵っていうのは他の誰かにとっては違和感を感じるものだと思います。でも僕にとってはすごくリアルなものになってます。
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