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2004/02/29(日)
黄金の左手
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朝から絵を描いてます。おかげで眠い。これから仕事なんですが、今日の俺は違います。なんせ明日休みですから力が否応無しにも湧きあがってくるってもんで。今回の絵はここにきて行き詰まってます。大して狙いがあるわけでもないし、時間も無かったんで突発的に描き出したのはいいんですが、少し物足りない気がする。本当にただ美しいだけではあまり感情に訴えかけてこないのでは?と思ったり。(女の子と一緒やね。)いや今回は気取り無く美しさだけで勝負だ、と思う自分もいつつ。自分の中で葛藤しているわけです。ゴッホと花展を見たとき、同じ静物でも、ヴラマンクには勢いとワイルドさがあり、ルドンには朽ちていくようなもろさがあり、セザンヌには圧倒的な強さと存在感があり、モネには幻覚のようにけぶる美しさがあった。ゴッホには狂気があった。俺も少しはそういった何を描いても自分だ、とわかるタッチが見えるといいんですが。絵の話ばっかですいません。たまには普通の会話もしないとなあ。
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