秋山亜軌の日記です。著作は秋山亜軌にあります。文書・画像の無断転載禁止です。
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2004/03/20(土) 小説第二弾、「フツウ」について。
忙しいと云いながらも日々人間観察をします。最近は仕事ばっかりなんでそこでよく人が口にするようなことを気にとめておいて寝る前考えたりします。よく人が口にする言葉ってなんらかのメッセージだと思うんです。世の中に訴える為の最小限の表現というか。今の人が時代に何を求めてるか、ヒントがあるような気がして。よく耳にするのは「普通」
「当たり前」「常識」「あり得ない」です。これは次の小説のキーワードにもなってますが、僕自身もよく使うなあと思ってます。感じていることとしては情報が蔓延してて人の価値基準が今ってバラバラだなあと思うんです。僕は子供ができたら小さい時は野山で走り回って来い、大人になったら本を読めって云って育てようと思ってるんですけどあまり小さい頃から英才教育だのパソコンだのは無しだろうって思います。何も知らない子供にいっぺんに情報を与えるのを危惧しています。今って知ろうと思えばこのパソコンで何でも答えを見つけだせるけど、まず自分で生身で体験して痛い思いをしてその中で得たものだけがちゃんと知識になってるとつくづくこの年になって思うわけです。だから現代って選択権はいくらでもあるけど肝心の決める側の決断力が低下しているって云いたい。自由だって謳っておいてその実、厳しいよっていう前評判だけを聞いて子供たちは実体験する前にあきらめることを覚えてしまうのが断じて許せない。(今日は怒れる社会派秋山です。)情報が増えたってことの不満を音楽でも云うと、ここんとこ大ヒットって減りましたよね。その代わり色んな人が売れてそれはいいことなんでしょうけど、誰もが知ってる大スターが現れないのは夢が無くて少し悲しいと思います。ところで小説の方はB級ホラー仕立てになってますが(というかそうなってしまったのです。)ちょっと一言いわせてもらうぜって気持ちで書きました。そのためけっこう長いです。たぶん明日にはUPするのでしばしお待ちあれ。


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