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2004/03/21(日)
花見前哨戦。
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友達に呼び出され、井の頭公園に行きました。花見の前哨戦ということで下見も含め、待ち合わせ中、公園内を歩き回ってたんですが、まだ桜咲いてないは、寒いはでとりあえず、桜の構造でも研究しようと花のまだついて無い枝木をずっと眺めてました。(一応絵描き志望なんで。)日本画の木の描き方って、まさに特徴をよく掴んでるなと思った。日本の絵の個性ってデフォルメだと思うんですけど、墨の勢いのよさってこの木のあり得ないうねりとか迫力と相性がいいんだな。花がつくとそこばかりに目がいっちゃうんで今のうちに見といてよかった。そんなことを考えていると友達到着。桜も咲いてないし、寒いのでとりあえず焼き鳥屋にしゃれ込みました。二階まである大きな焼き鳥屋で、(地元の人なら誰でも知ってるはず。)急な階段を上って二階の旅館のような広間で飲み食いしました。俺はもう井の頭と焼き鳥とビールなんて鳥肌立つくらい好きなシチュエーションなんでテンション高めでした。途中まで仲間内の話と、カップルで来た友達の痴話ゲンカの仲裁をしてたんですけど、最後は全員で中学生の男女の団体を観察してました。あいつは取り巻きからあの子を連れ出したいんだよ、トイレも我慢して狙ってるんだよ、とかあの教員は影で手出してるんだよ、先生も男だから、とか、まだ常用の整髪料も決まってなくて、べたべた髪につけまくって白い粉吹かしてる頃だよな、とか好き勝手皆で言ってました。想像って楽しい。なんか悪意じゃなくて懐かしくてね。自分と重ねて見てました。店を出る際、俺たちみたいになるなよ、と心の中でエールを送りました。
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