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2004/03/24(水)
手に入れるために捨てるもの。
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BBSでもちょっと書きましたが見ている人に力をみなぎらせる絵や小説を描くためにはまず自分自身がこんな鬱ではいかんな、と思ってきました。いつでもテンション高めにしよう、というわけでは無いし、いつでも笑ってられるほど能天気でも無いんですが、まわりに居る人達を見ていると、そんなに今が悪いムードなのか、ひょっとして不安そうな人達を見て自分は必要以上に不安になっているだけなんじゃないか、と思うんです。確固たる自分を作りあげて身を守ろうとする人、ふわふわとただ時代をさまよう人、誰かに合わせて自分をせめて水準に保とうとする人、皆必死だなあと思う。まわりを見ていて思うことはもっとラクに生きていけないかなあってことで。手抜きをするという意味じゃなくて、それこそ普通に。誰かにひけをとってるとか、秀でてるとか思わないで、自分に暗示をかけたりしないで、グチも云わずに、楽しく生きていけないかな。僕達は常に何かを背負っているように見える。人の期待やら後ろめたさやら向上心やら、劣等感やら、人の視線やら。ここでこんなことばっかり書いてると、必要以上に親や周りの人が心配するのもあるんですけど、もうそんなこと考えたくないなと思う。僕の人生は僕のものなんだからって開き直ろうと思ってます。最近ものを捨てられない人が増えてるそうですが捨てるってことは何もそんな悲しいことじゃない。余計なものなら放り出してしまえばいい。本当に大切なものなんてたくさんは無いんだから。
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