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2004/03/30(火)
ブルシャンブルー
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ああ、そろそろ何かしないといけないと思うんですがアイデアが出てこない。アイデア出てはぽしゃりアイデア出てはぽしゃりの日々。目指すものが高くなればなるほど自分の作品にシビアにならざるおえないんですね。やるからには今までの自分を大きく飛び越えないとならないし。先日、友達に俺は画力は無いけど色の使い方がすごいって云われて、うん、そこは一番こだわってるとこなので嬉しかったかな。逆に画力が無い分を鍛えてかなきゃこれから成長は厳しいと思うんですが。色に関して、特に変わったことをしてるかと言われればそうでもないけどあまりビビって使ってないかな。補色っていう基本は忠実に守りつつ、そこにアクセントである蛍光色を馴染ませていく、っていうパターンでずっと描いてますが、のってくるとルールは破るし、結局楽しいと思った色使いになってる気がする。それこそ俺の色使いって濁っててもOK出しちゃうこと多々あるし。本来濁った色って美しくないとされるじゃないですか。印象派が光を獲得するために純色で描いたように。とかいって、この前の「美の巨人」でゴッホが自分と全く同じ色の使い方をしてたと知って、ちょっと嬉しかったんですけど。それはブルシャンブルーとバントシェンナーを重ねて強い黒として使ってたってことで。番組内では、ブルシャンブルーって危険な色だって云ってたんです。何と混ぜてもその色を食ってしまう(濁ってしまう。)強い色だって。それゆえ扱いが難しく嫌われる色だって。俺は青って云うとブルシャンブルーしか使わないってくらいよく使う色だったので、びっくり。知識が無いから恐れず使えるものってのもあるんだな。それと同時にだから俺の絵って濁るのね、とも思った。
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