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2004/03/06(土)
薬屋で学んだこと。
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僕は薬屋で働いてるんですが、三年も勤めてるくせに未だに薬のある場所が覚えられません。大体薬屋といってもほとんど男の僕に期待されるのは力仕事だったりします。それが並みの在庫ではないので、もう引越しの仕事並の力仕事だと考えてもらうと丁度いいかな。働く前の薬屋のイメージってもっとインテリチックなのかな、と思ってたんですが(それはあの薬屋のおっさん独特ののろーいしゃべり方からそう思ってた。)そんな感じでは全然ないんですね。大体僕の描く薬屋さんは全然違う。もっと怪しいの。釜でグツグツなんか色んなもん煮込んでて客が来たら決り文句を云う。「いい薬も悪いクスリもあるぜ。飲むも飲まれるもアンタが決めな。」とかって。そんなロックでファンキーな薬屋がやりたい。僕頭おかしい(笑)。ただ無駄に三年過ごしたわけじゃなくって覚えたこともあります。それは接客。僕って人に謝るの大キライなんだけど、それは未だにそう。でも自然と「申しわけありません」って言葉が出るようになったかな。それは凄い進歩。進化と言ってもいいかも。自分が悪くても絶対謝りたくないくらいだったのに。人と関わる仕事は神経質にもなるし疲れるけど、人見知りで世間知らずな僕にはいい免疫になりました。人間関係ってきっとまず大きな挨拶をすることから始まる。それさえできれば二重丸。他は割と適当でなんとかなるんだな。まあ怒りながら笑うことも覚えたけれど。
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