秋山亜軌の日記です。著作は秋山亜軌にあります。文書・画像の無断転載禁止です。
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2004/04/15(木) イラク派兵と人質解放について。秋山”ニュース23”編。
ザ・ロイヤル・テネンバウムズを見ました。ケーブルでやってたのをのほほんと見てたんですが、軽いながらもダラダラ見れる映画で面白かった。最近疲れるし忙しいからかな。あんまり内容が詰まったものより、少し余裕のある脱力感のあるものを欲しているのかもしれません。だからって癒されたいなんて少しも思わないしもっと何かに打ち込みたいと思うんですけど。最近仕事してても休めるところで休まないで、もっとやることありません?とかってかえって鞭打ったりします。うちの店二階まであって、二階が化粧品で、割とヒマなんですけど人手不足で男の僕も入ったりします。周り女の子ばっかだし暖房入ってて客も少なくて眠くなる。(かわいい子も居ないし・・・)本来休めるところなんですけど何かしてないと今の時間、俺何も手に入れてない!とかって後悔するくらい色んなことに貪欲になってます。それも動き出せないことの焦りが形になって表れてるんじゃないかと思います。とにかくほんの小さなことすら無駄にはしないで自分の血や肉に変えたいわけです。ところで話変わりますが、今日仕事から帰ってきたら人質が解放されてましたね。僕も本当によかったと思います。あの人達はボランティアで行ったそうですが、それでも親は気が気じゃなかったろうし、何かあっても了承するなんて覚悟はできてなかったろうと思います。イラクでは毎日何百人の命が無くなってて、その人達からしたらたった三人の命でも、命の重さは同じです。今回のニュースで感じたのは、やはり他国への自衛隊派兵自体が初めてということもあり、世界の目と日本国民の目線があまりに違うところで交差しているなという印象です。日本人にはまだ世界のために犠牲を払うことの理解も免疫も無いし、そのための覚悟もできていない。かといって、ただ何もせずに待っていればそういったものが付いてくるわけじゃない。経験することでしか本当には理解できない認識なんだと思います。しばらくはまたこういった派兵したことによるごたごたは続くんだと思います。でも本当に答えの見えない問題ですね。ひょっとしたら今までみたいに世界のために何もしないでも平和にやっていける方法があるかもしれない。けれどアメリカに頼らなきゃ生きていけない事実があり、アジア諸国で仲良くやりたいとこだけど相変わらず日本は嫌われてるし、軍事を見せないと北朝鮮に舐められるし、派兵は必然だったんだろうな。ってわかっていながら、自分が行くのは絶対嫌だし、どうしても戦争ってものの影がちらついてしまう。そこに突き進んでは絶対にいけない。人道支援っていう爽やかな大義を抱えたところでよその国へ入ったら、もうそこは血みどろの世界なんだよな。


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