秋山亜軌の日記です。著作は秋山亜軌にあります。文書・画像の無断転載禁止です。
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2004/04/03(土) 映画DAY
今日は古本屋で美術書をあらたに購入。昨日好きな画家ベストテンを勝手にあげてみたんですが、いっぱい居すぎて全然絞り込めなかった。ああやっぱり絵が好きです。この思い、まさにブラッディーエンジェル。その後映画を立て続けに二本見ました。一発目は「サイン」。噂どうり、クソ映画でした(笑)。宇宙人が出てきたり(失礼な話笑っちゃいました。)、無理矢理テーマを信仰になぞらえたり、見所もないままに終わってしまって、序盤で寝そうになってしまいました。怖がらそうとしてんのか、笑かそうとしてんのか、はっきりしてほしかったです。で、メルギブソンがパパ役をやってて、それがすごくマジメな演技で話のイカれ具合と合ってなくてそこがまた笑えました。二つ目に見たのが「サイダーハウスルール」。こっちはね、けっこう感動。ここっていう泣きどころは無いものの、全編に渡ってじわじわくる感じでなかなかいい映画でした。恋愛における愛も謳ってはいながら、それ以上に人間愛っていう大きな愛を過剰過ぎず、自然な演出で見せてくれる。それからこの映画に出てるポールラッドっていう地味な俳優がすごく好きなんですが(二百本のたばこにも出てる。)彼の笑顔がいいんですよ。地味だからなかなか出世しないんですけど(笑)、脇役でいっつもいい味を出してるんですね。そりゃ主人公のトビーマグワイアの方がかっこいいし彼女とられるわって話。でもそんな彼が好き。すごく景色のカットが美しく、背徳的な青春っぽい恋愛も自分的にはつぼにハマり、よかった。はっきりしたものを提示した映画ではないけど日常にある些細な幸せや煮え切らない気持ち、さらには愛や命について考えさせられる。結局作者の言いたかった事って劇中にある台詞の「ルールを破っても筋を通す。」ってことでしょう。


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