秋山亜軌の日記です。著作は秋山亜軌にあります。文書・画像の無断転載禁止です。
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2004/06/16(水) 六本木ヒルズ初上陸。
登りたい、登りたい、登りたあああい。秋山です。本日、六本木ヒルズに行って参りました。森美術館で「モダンってなあに?」という美術展がやってて、それ見に行くためです。キリコにシーレ、ココシュカにムンク、ルドン、オキーフ、と好きな画家の作品がたくさん来ているので行ったものの、内容はイマイチでした。まず六本木までの道のり、ものすごく長い地下鉄の階段を登り、六本木ヒルズが見つからずに迷子になり、六本木ヒルズ内に入ってもやたら展示会場まで距離があり階段あり、展示会場につく頃には疲れきってました。さらに展示の第一部以外にこれといって見る価値がなかったように思えます。MOMAからきた作品群は僕的にはとても興味の持てるものではありませんでした。現代アートはどうしても安直でつまらない気がします。絵を見にきているテンションがまちがっていたのかもしれないけど、それでも現代アートは技術ほっぱらかしで、アイデアだのみで好きじゃない(しかもひどく安易。)。最初のキリコだけでよかったくらい。キリコの作品は小さくてもでかくても与える印象が変わらないのがすごいと思う。単純化されたフォルムがやたら強いイメージを発してくる。かなりずっと立ち止まって見入ってしまいました。最近研究してたのもあって大分キリコみれただけで大満足で、そのあとルドン、ムンクと続いて上機嫌。そのあとのシーレとココシュカが1,2点ずつしかなくて、しかも油彩じゃなかったし、小さいし展示方法も気にくわないし(高い位置にあって見にくい。)それでもそこまではよかったんです。そのあとがひどくて抽象絵画と現代アートのオンパレード。もう理解不能。おもしろくもないし、さっさとでてきちゃいました。それにしてもウォーホルあたりから、ようするにニューヨークがアートの発信基地みたいになってから、どんどん芸術は腐っていった。アメリカ人のやることは一つもおもしろくないと思うのは僕だけでしょうか。っていうか森美術館、柵がない代わりに、線が引いてあって、その距離がちょっと遠い気がした。あれなら柵ありの方が近寄って見れる気がしました。ミュージアムショップも各階にたくさんある割に売ってるもの一緒だし、ほしいものないし、嫌いな村上隆がたくさんあるしまだまだ発展途上なんだろうなって思いました。六本木ヒルズ自体、アートを意識した街作りをウリにしつつ、どうもあのオシャレ感覚わかんない。最初は田舎もんチックにオッと思ったけど、だんだんうんざりしてきた。住むのは嫌だなあ。例の回転ドアは今は作動せずに開け放たれ、警備員が立ち、普通の自動ドアにまでドアにお気をつけ下さいという注意書きが書いてあった。そんなこんなで疲れて帰ってきたんですけど、帰ってきてから絵描き出して、すごく集中できました。あんなつまらない現代アートはぶっつぶさないといけないと思います。だから逆にあれを見てモチベーション上がった感じです。


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