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2004/06/30(水)
近況報告。
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お久しぶりです。秋山悪鬼です。しばらく日記すら滞ってしまい、早く更新したいなあ、と思ってました。7月中には新しい秋山ワールドがお見せできると思います。相変わらず仕事に腹立ててる毎日ですが、今、新作を3枚同時に描き進めています。一作は伊丹市0号展に出展するもの、他2作はフリーアートフリーという公募展の、これまた25×25センチの小さいサイズの公募展に出すものです。もう大分出来上がってきてるんですが、今回自分の中でかなり世界情勢や政治、メディアなんかに思うことがあって絶対にそういうことを反映した作品にしたかったんです。公に対してどう関わっていくかっていうのはこれからクリエーターとしても一人間としても重要になってくると考えているので。若い頃の興味って恋愛とか自分の半径何メートルって世界だったと思うんですが、今は自分の回りがつまらないからか、それとも大人になったのか、遠くに思いを馳せるような気持ちで絵を描いています。題材も自然と変わってきました。今回どれもサイズが小さい作品なので、逆に世界を覗き込むようにスケールのでかいことが描きたかったんです。特に変わった技法は使ってないんですが、意識した画家がいて、それはキリコ。それからダリ、エッシャー、アンチンボルド、マグリット、フリードリッヒなんかの絵もよく見て、全体的にはシュールレアリスムっぽい雰囲気が3作とも流れてるような気がする。3作ともファングミュージアム行きだなあ、なんて思うんですけど。基本的に怒りの感情で描いてますから。社会に対する怒りなのか、自分を取り巻く環境への怒りなのか、わからないけど怒りが今の自分の原動力になっているのは間違いないです。少し難解な絵なので、受け入れられるか伝わるか不安はあるけど、自分自身どんな絵に仕上がるのか楽しみです。あと近況としては友達の誕生会があって、それの出し物で卍の演奏を披露する予定です。どうなることやら。あと少し前の話になりますが、セフォーめちゃカッコよかったです。真のパンチャーはそれだけで絵になります。あのウィンクはセフォーのキャラだから許される。グレコとセフォーが同じ画面に映った時なんか鳥肌もんでした。
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