diary


秋山亜軌の日記です。著作は秋山亜軌にあります。文書・画像の無断転載禁止です。

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2004年6月

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最新の絵日記ダイジェスト

2005/02/28		だいぶ、前の話になりますが・・・。
2005/02/15		ミュシャ展に行って来ました！
2005/02/13		音楽に助けられる日々ですよ。
2005/02/11		コロビノヨロコビ
2005/02/07		めまぐるしかった三日間。

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	2004/06/07(月) うおーーー。

今日も雨で、バイトだったんですけど、もうだんだん腹立ってくるので書きたくないですね。誰のせいでもないんですが人少なくて腹立ってきますね。最近昼食も落ち着いてとれない。休憩中まで働かないと終わらないし、定時に帰れないし、これじゃ何のためのバイトかわからんて感じです。帰ってくるともう疲れちゃってなんもする気起きなくなってくるし。まあ、うだうだ言ってても始まらないんでそんなでもちゃくちゃくと絵の準備に燃えてます。なんだろ、書きたいものは色々あって、影響も僕非常に受けやすいんで、とりあえずいっぱいアイデア出してる段階です。心を痛めるニュースもたくさんあって皮肉にもそういうことが起こる以上、題材に困らない。キリコなんか今日は見てたんですけどあの人って、技巧的にはそんなでもないけど、切なさや虚しさを訴えるのにかけて天才だと思うんですよ。小道具の使い方なんか巧みだなあって思う。説明的ではないのに誰もが同じ印象を受けると思うんです。草間彌生なんかも病的なまでに繰り返すパターンがおもしろいと思うし、少しずつ色んなものを取り入れていきたい。

	2004/06/06(日) 梅雨入り。

梅雨入りになりましたね。嫌な雨が続きます。映画二本見ました。「逃亡者」と「アメリ」。逃亡者の方は昔見てすごく面白かったんですけど今見るとけっこうアクションに無理があるなあ、と思ってしまって入り込めなかった。で、昔はハリソンがカッコいいって思ったんだけど、今見ると追っかける側のトミーリージョーンズの方がカッコよく見えた。アメリはおもしろかった。なんか女と男でとても評価が割れそうな映画だけど、僕は好きですね。なんか全てがかわいい。どうでもいいこだわりって誰にでもあると思うんですけど、誰かと関わりあいを持つ時にそれをどう捨てるか、じゃなくてどうやって持ち続けるかっていう発想ができたらすごく幸せだなあって思いました。

	2004/06/05(土) 卍コラボレーションwithジャンベ。

卍でセッションしました。いつも通り代々木公園で。今日もめちゃくちゃ暑かったんで木陰をまず探した。今日代々木公園はエコフェスタをやってて地味に気になりました。最初デブ専の友達が作ってきた新曲を中心にやってたんですけど、今回はもう一人がまた友達連れてきて、ジャンべっていう楽器使いの子で、ＤＪもやってるような子だったんで、一緒にセッションすることにしました。ジャンべっていうのは民族系の打楽器で、よく代々木や井の頭で叩いてるのをよく見るあれです。うちのバンドにはリズム隊がいなかったのでいつも打楽器欲しいなあってメンバー同士で言ってたんですよね。それでそういう民族系の音が合いそうないかにも野外っていう感じの曲を最初聞いてもらって、アドリブで合わせてもらったんですけど、すごくそれがハマってよかったです。最初例のように人見知りしてたんですけど、音楽っていいですね。言葉を必要としないから。セッションしてるうちに打ち解けていきました。何曲かやってるうちにテンション上がってきて、折角だからということでジャンべヴァージョンを録音することに。それで仕上がりを聴いてみるとジャンべは案外デジタルの鉄っぽい音で聴こえるんです。想像してたのではもっと乾いた音で響くと思ってたんで、ああおもしろいなあって。安物で録ってたのもあるのかもしれない。最終的にすごいブチキレたテンションでやってました。ある楽器全部使ってぐちゃぐちゃしたアレンジになっていった。楽しくなってきたら予定外のアドリブガンガン加えていったし。終わる頃には皆腕痛くなるくらい叩いて弾いて、声枯れてました。で、今日来た子はカオル君ていうんですけど、彼さえよければ正式にメンバーに入ってもらおうよ、なんて声も出るくらい息合いました。技術うんぬんより楽しく叩くのを優先する叩き方で、皆も自由に弾けていた気がする。ちなみに彼のお気に入りは、ここでも紹介してる「団地妻」と「バーテンダー」でした。この二曲は他でも人気あるんですよね。とにかくメチャクチャ今日は楽しかったです。

	2004/06/04(金) 六連勤制覇。

六連勤が終わりました。ハードでした。でもやけに終わってから気持ちよかったです。今ウィスキー飲んでます。ふふふ。がんばったあとは酒がうまいです。明日は卍だし、髪も切りたいし絵も描くぞなんて張り切ってます。今日パートの人がミスやらかして副長がキレてましたけど、やっぱりあの人は時々人格疑っちゃう。ヒステリックなんですよ、もうすごい。人のことなのにもう鳥肌立つくらいムカついてこっちが萎えるわ。長年店に尽くしてきた人に、年上の人に少しの配慮もない言い方するんですよ。おかしいんじゃねえの？って思います。店長は店長でやっぱり性格悪いんですよ。人のこと呼び出して二人きりになって仕事頼んだり、めちゃくちゃプレッシャーかけるの。今日も帰り際に、ほらほらここ見て、とかいってダイエット食品のコーナー作ったから、とかって俺に云って、今度は君の番だから、って言って考えといてね、なんて言って去っていった。陰湿でしょ。絵描けってことなんですけど、おめーらのために描く絵なんかねーっての。まあ、そうでなきゃ上はつとまらないのかもしれないけどね。とにかくあいつらはホントぶっつぶしたいっすね。おっと本音が・・・。とにかく俺はあんな店に自分のいいところ絶対譲りません。前より幾分自身を持って言えます。俺は絶対変わらないし、個性も無くさない。あんな店に変えられるくらいだったら腹切りしてやる。なんかだんだんマジになってしまう。今日フリーアートフリーのほうでもう一作ただで出さしてくれるという連絡をもらったので次作は連作になりそうです。もうとにかくいくとこまでいっちゃおうと、そういうはっきりしたパワーに溢れた作品にしたいです。

	2004/06/03(木) デブ専のデモテープ。

長い。6連勤は仕事始めてから二番目の長さですが（最高8連勤）、きつさからいって一番しんどい。今回の店長は素顔が見えないポーカーフェイスなだけに嫌なタイプです。冗談とマジの顔に国境がない顔です。（笑）。周りの女子社員やチーフは金城武似といいますが俺にはどうしても草薙ツヨポンにしか見えません。嫌なツヨポンです。ツヨポンも嫌ですけど。少なくとも「いいひと」ではありません。とはいえあと一日。相当ダルいですけど、あと一日がんばればハッピーな休日です。今日は相棒が居たんで助かりました。ここでありがとうを言わせてもらいます。さてさて帰ったら、卍のデブ専友達からデモテープが届けられ、早速聞いてみました。一分もない曲なんですが、なかなかカッコいいパンクっぽい曲でした。で、さりげなく詩をつけてみました。おもろかったです。詩を先行で書くのと違って音に言葉が選ばれてく感じで、今までよりスムーズに書けた。絵もちょこちょこ描き始めてるんですが、昨日いきつけの画材屋さんに行くと東洋風なのや、メタリックなのや、面白い額がたくさんあって、これからは少し額にもころうかななんて思ってます。

	2004/06/02(水) スピード勝負。

六連勤もあと二日、今日は早めに終わらせてやろう、と思って仕事場ついたら速攻仕事始めて、とっとと片付けてちゃんと定時通り帰りました。もう笑いながら仕事してやろうと。つまんない顔してるとその日一日台無しになるような気がして少しでも意味ある一日にしようと思ってます。しかしなんだな、世の中スピード勝負ですね。早くて悪いことはない。もうさっさと仕事終わらせて早く帰ろうみたいなイメージではあるんですよ。早く帰れるなんてことはないんですけど（笑）。昨日深夜にそろそろ新作ＵＰしないとなあ、と思って今はとても描くヒマないんで旧作ですけどＵＰしました。イメージとしてはクレイアニメみたいな感じ。バラバラに写メを撮ってあったので一つ一つのピースがつながったようでおもしろかったです。たまにはあーゆーのもいいかなって。クレイ（人形）は最近作らないですけど、割と売れるし、人にあげると絵より喜んでもらえる。絵が一番と思ってる自分にとっては微妙ですけど。この一ヶ月中に公募展用で二作は描きたいと思ってるんで期待して下さい。

	2004/06/01(火) バイトでお絵描き。

バイトで絵を描く羽目になりまして、えー反省してますね。やたら時間かかった上にあまり自分では満足行ってないんです。なんだろ、即興っていうのなれてないですね。ヘタクソです。まわりは上手い上手いって誉めてくれるんですけど、素人に毛がはえたくらいの絵じゃ納得いかない。だからあんまり人前で描かないようにしてるんですけど、今日そういう描かなきゃいけないような状況になっちゃって、ああ全然駄目ってへこみました。最初はなんで俺が残ってまで描かなきゃなんねえんだよ、って思ってたのが、徐々に早く上手く描けない苛立ちに変わっていった。どうしても絵のことになると自分は切り離せないですね。薬局にあるポスカなんてたかが知れてるし、色も4色くらいしかないし、インクもかすれて出ないし、事務所は絵を描くには劣悪な場所だし（水道の前で描いてて電話ガンガンなるしドアに近いため人が出入りするたびにバンバンぶつかってくる。）サイズでかいし、不満はたくさんあるけど下手な絵を飾られることが、納得いってないものを出すのが一番自分にとっては屈辱的なことです。もっとうまくなりたいっていうのを皮肉にもバイト先で感じてしまった。誉められてもムカついてたし。ここの絵を見てから評価して欲しいって思いました。こんだけ長いこと仕事先にいると幾分いい方向に考えるようになるもので、ここでの努力は絶対無駄にしねえぞと思えるまでになってきました。早く定時通り終わるには誰に期待するでもなく自分が終わらせるしかない、そう思えるようにもなりました。六連勤も折り返しまできて体も少し慣れてきました。大逆襲するつもりでがんばります。