秋山亜軌の日記です。著作は秋山亜軌にあります。文書・画像の無断転載禁止です。

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最新の絵日記ダイジェスト 2005/02/28 だいぶ、前の話になりますが・・・。 2005/02/15 ミュシャ展に行って来ました！ 2005/02/13 音楽に助けられる日々ですよ。 2005/02/11 コロビノヨロコビ 2005/02/07 めまぐるしかった三日間。

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2004/07/31(土) バイト飲み。 昨日の話なんですが、バイトの仲間で飲みいきまして、めちゃくちゃハッスルしてしまいました。男4人で女3人、もう仲良くなったのほんと最近になってなんですけど。みんなバイト自体やめちゃってから仲良くなったようなもんだから。僕こういう性格なんでセッティング完全に後輩任せです（笑）。すんごい酔って今日バイトなのわかってたんですけど、半端なく飲んで、今日目が覚めると吐きそうで完全に酒が残ってましたね。ジンロ原液で飲んでたし。テンション高くなってもう楽しくてしょうがないくらい、いい飲みだったと思うんですけど、僕昨日の記憶が途中で失われちゃってます。しかし、楽しかった。あの職場の人たちと飲んでて、あんなに笑顔がこぼれる飲み会は初めてだったんじゃないでしょうか。飲み会に行く途中東急の前で梅津和夫見たのと、十代の女の子と即興漫才やったことと、なぜか尾崎豊の替え歌を歌ってたことくらいしか記憶が無いです。でもあんなにバイトのコ達の前で本音でしゃべったのは初めてじゃないかなあ。もちろんダダサバの宣伝もちゃんとしました。それは酔っててもちゃんとやれるのが二十代の進化といいますか、仕事だって普通にできちゃう。（十代の頃は平気で休んでました。二日酔いすると。）あまりに本音で話したし騒いだから、今日バイトのコと顔合わすの恥ずかしかったです。でもマジメな奴という職場でのイメージはあれで完全に消えたなあ・・・。あとで聞いた話、二人女の子帰りに駅で吐いたそうです。やっぱ若いコ達と飲むのは楽しい。また連中と飲みいきたいなあ。

2004/07/29(木) スカイドアに行って参りました。 友達がどういう風の吹き回しか、「お前の絵を見にいこうぜ。」というので、表参道にあるスカイドアへ行きました。晴れてたら卍で音合わせしようと思ってたんですけど、この天気だったのでお流れになりました。花丸で昼飯食べてからじっくり見ました。そこの社長とも顔見知りで偶然会いまして、元気そうでした。友達は普段絵見るの慣れてないせいか、少し戸惑ってました。僕またもや入選逃してしまって、ここんとこへこんでたんですけど行ってよかった。入選したものと比べて劣っているとは思えなかったし、けっこう目立ってたし、全然通用してんじゃんて思いました。逆に入賞してない人の作品でもなんでこれ落とすかなあ、ってのもあったし。入賞してるものでも、いいと思えるものとなんでこれなの？って思えるものどっちもありました。とにかく紙一重だなと。まだ続けてみる価値はあるなと思いました。ほんとね、もう全て終わらせてやろうかという、それくらいの危機だったんですよ。もう嫌になってバイトも絵も放り出して、どっか誰もいないとこに逃げちまおう、とか馬鹿みたいに思ってたんですけど、まあスカイドアに行かなくても絵はやめないでしょうけど、行ってみて自分の絵をそこで見てそれはより強い確信に変わりました。まだできるな、っていう。そんでTシャツデザインの企画もやってたんでついでにそっちも見てきました。おもしろかった。その辺にフツウに売ってそうな、かっこいいものもあったんですけど、奇抜なのもあり、入賞してたのはその商業的と奇抜の間を上手くくぐり抜けたようなものが選ばれてた気がしました。その後、表参道、原宿と服屋でウィンドウショッピングをして、それにも飽きたのでたこ焼き食べて、久しぶりにゲームセンターで遊びました。ドラムマニア（？）というドラムを叩くゲームがあって、それ目当てで行ったんですけど、（誕生会の時やって、二人とも気に入ってしまったのです。）今日はメダルゲームで遊びました。競馬ですね。それなりに自信があって一枚メダルあればいくらでも増やせる自負をしてたんですが、最近のはよく出来てて全然当たりませんでした。僕は大博打に出るタイプなんですが、友達は堅実に当てていきました。最終的には分けてもらってました。その後、このままではメンツが保てないので、得意のフィールド、ボーリングへ。僕は名前を「浜省」に、友達はB`Z好きなので「稲葉」で登録しました。マイボールは無かったですけど、ラクショーでした。ダブルスコアで勝利しました。連勝記録更新中です。3連勝。相手お待ちしてます。

2004/07/26(月) 「ひつまむし」というたべもの。 一緒に住んでるコとCD-Rの読み書きできる機械をハードオフに買いに行って、その帰りにちょっと贅沢に「ひつまむし」を食べました。初めて食べたんですけど、美味かった。ウナギってあんまり好きじゃないんですよ。だからそのもの自体の美味さというよりは食べる過程が楽しいたべものなんですよ。料理と一緒に説明書がついてくるんですけど、最初普通にまず一杯鰻丼として食べて、二杯目は刻みネギを添えて食べて、三杯目でわさびを添えてだし汁をかけてお茶漬けにして食べる、と記載されてるんですね。最初、「うわ、なんてめんどくせえたべものだ。」って思ったんですよ。でもその手順通り、うまく配分しながら食べていくと、不思議と最後のお茶漬けを食べ終えた後、とっても幸せな爽やかな気持ちになるんですよ。で、これはおもしろいと思ったんですけど、日本文化特有の食だなと思うんです。一つのものを色んな角度から味わうというか、食べる過程そのものが食につながっていくというか。めんどくさいようで手が込んでて、細かい日本人の性格を表した、いい仕事の食べ物なんですよ。パブリックアート、見てる人が参加するアートなんかとも似てる気がするんですよね。中尾彬とか決して普段好きじゃないんですけど、ちょっとグルメっていいなあって思いました。食べ物一つとっても深いなあと。ということでこの夏イチオシの食べ物です。夏バテ気味のあなたはぜひ一度御賞味あれ。

2004/07/22(木) 新作二枚UPしました。 現在、フリーアートフリーに出展中の新作二枚をfang museumにUPしました。感想どしどしお寄せください。ちなみにこの公募展は7月25日から8月7日まで下記の場所で開催されます。お暇でしたらぜひお立ち寄りください。 ↓↓↓↓↓ 東京都渋谷区神宮前5-51-3ガレリアビル1階ギャラリーGAN　TEL03-5468-6311 次はサムホール展に出品する絵を描こうと思ってます。

2004/07/19(月) 誕生会。 バイトの後、友達の誕生会に参加しまして。急遽決まった企画なんですが阿佐ヶ谷駅前で卍ライブしました。人いっぱい居て見られまくったし恥ずかしかったです。（ハゲのマーチで踊ってる人もいました（笑））でもやりきりました。ここ一、二ヶ月絵描いてて色々たまってたんで一気に発散というか、締めくくりのつもりで。えー、完全なる即興だったんですけど、今年は盛り上げ隊長狙ってるんで、もう燃え尽きました。卍は常にメンバー同士ぶつかり合いですよ（笑）僕が自由にやってますから。それに二人が合わせるような形になっちゃってますね。他の二人もうまくおいしい部分作って結局プラマイ0にするのがこれからの課題です。とりあえず空気のヒートアップには成功しました。そのまま、飲み屋に流れて、久々に普段来ないコとか大勢集まったので話に花が咲き、皆いい雰囲気で飲んでました。この日の主役はロシア帰りでディズニーファンの不思議ちゃんだったんですけどそのコの誕生日でプレゼントあげて、ノートあげて（皆からのメッセージが描いてある。僕は飛び出す絵本チックにしました。）そのあとでこないだ撮ったビデオレターの鑑賞会を友達の家でしました。うーん、反省だらけですね。自分が一番おもろい自信があったんですけど、皆そこはクリエートに関わる連中。一筋縄ではいきませんでした。他の人のところで何度も爆笑してしまったし、こいつらおもろいなあって思いました。悔しいと共にリベンジしてえなあって思いました。とてもいい刺激を受けました。とにかく今日は締めくくり。新しいスタートを切ろうと燃えてます。もう最近やる気満々なんで。今年一番熱い男は俺ですよ。

2004/07/18(日) 戦いを終えて・・・ とうとうここんとこずっと描いてたものが全て完成しました。3作描いていて、そのうちの1作はもうここでも発表済みの「カワラナイマチ」です。（あれ実は半径何メートルってくらいの近所の風景を描いてるんですよ。なるべく自然な日本の民家が描きたかったんで。）あとの二作も似たようなテーマで社会に訴えかけていくような内容なんですが、受ける印象は全く違うと思う。一気にUPしちゃうとなんだかもったいない気がするんで徐々にUPしようと思ってます。一応、タイトルだけいっちゃうと、「神様、俺はあんたの失敗作だ」っていう絵と「メディアリテラシー」っていうタイトルの絵です。結構難解かもしれないです。理解されるか不安なんですが。全体的に、通じてるのはキリコ的というかシュールレアリスム的な感じです。まあ見ればわかると思うけど、大分色んな画家の影響受けました。資料もたくさん集めたし、今までで一番用意周到に描いたんじゃないかな。額まで特注で作ったし。それにしても今回かなり気合入ってたんですけど、後半はエネルギーが切れてバテバテになってきた。っていうかプレッシャーもあったんですけど、実際途中まですごくよく描けたなと思って後半これ以上描いて悪くなったらやだという思いといやもっとよくできるはずだ、という思いがぶつかり合ってました。描き込む部分は描き込んだけどちょっとオーバーだけどおもしろいと思った線や色はそのまま残しました。だからなんだろ、いい意味で未完成というか、やっぱり絵って終わらせ時が難しいですね。あとダダサバンナに載せるんならってことも考えましたよ。こういうのがあると僕のキャラが見えやすいな、とかって。描き終えて思ったのは、まだ描けるってことですね。描きたいことがまだいっぱいあった。シュールレアリスムにも可能性をすごく感じました。今回あまり使わない茶系の色を使ってみてそれもすごくよかったし。どのみちまだまだ成長できるなあって思いました。まだ送ってないんですけど、今回ので賞が取れると嬉しいなあ。転機になる作品だと思ってるんで。明日飲みにいくんですけどうまい酒が飲めそうです。とりあえずがんばった自分に祝杯をあげます。

2004/07/11(日) 選挙に行きました。 今日はバイト行って、久しく弁当を作らなかったのでバネ君（同じバイト君）とマック行って店長の愚痴云ってました。ホント世の中自体変わったなあって思うんですよ。もう三年ここで働いてますけど、肌身で不況を感じますね。三年前はもっともっとぬるい感じで、今はバイトといっても社員と同じ厳しさで当たられるし。そうだ。この前ショッキングなことがあったんですよ。バイト中、万引きしてる人捕まえたんですけど、その人がおじいさんで、俺が「今カバンの中入れましたよねえ？」っていうと、そうだっけ？とかボケたふりするんですよ。なんか俺すごくいやあな気持ちになっちゃって。そのおじいさん以前にも見かけて、たった百円ぽっちのもの盗んでいったんですけど、今回はアミノバイタルの箱が山ほど出てきたんです。あんなおじいさんがモノを盗むなんていう世の中が嫌だし、それを捕まえなきゃいけないのもすごくさみしいなって思う。断片的に今の日本を見ちゃった気がしたんですよ。色んなことがつながって今の自分が描きたいのは、平和な楽しい絵じゃなくて、いや、むしろそんなの描けないって思っちゃったんです。社会と関わるっていうことに関心があるのは、大人になったせいもあるけど、とても日常生活の中でやりきれない思いをすることが多いからかもしれない。バイトから帰ってくると近所の画材屋さんに完成しかけの二枚の絵を持っていって額を決めました。不定形なので特注になります。絵がぐちゃぐちゃした絵なのでシンプルな額にしました。でも一癖あってガラス入りで、なんかすごく絵が映えた。初めて額まで作ったけど絵の進行と共に店のおばちゃんに相談しながらだったので、バッチリ合いました。やっぱりその道の人に頼むのがベストですね。この絵にあの額を合わせるセンスは自分には無かったなあ。しかもすごく安く仕立ててもらえるんです。ユザワヤや世界堂じゃ融通効かないからなあ。そのあとで選挙に行きました。やっぱり社会に訴えるようなものを描くなら私生活もちゃんとしたいと思う。世の中のためになんかしたからって自分が大きくなるわけじゃないんだけど、それはとりあえず自分にとって悪い影響ではないと思っているので。そんなこんなしてたんだけど、三枚描いてる中の一枚が完成しました。会期中はUPしようかどうか迷ってますけど、気分はすぐにでもUPしたいな。

2004/07/04(日) ビデオレター 今日は友達の誕生日のビデオレターを撮るっていうんで、代々木公園に集合しました。僕らの仲間内は誕生日になるといつも凝ったことするんですね。ドッキリとか、そういった類の企画を。仲間内にクリエイターがたくさんいるのもあるんですけど。その中でもビデオレターは人気企画なんですが、ここんとこまんねりしてて二年間あいだをおいての復活した企画なんです。ビデオレターって言っても一般常識的な意味じゃなく、毎回それぞれが出し物をするっていうどっちかというとかくし芸大会に近いもので、今回僕らは卍で演奏披露してくれって言われたんです。しかし、その中のメンバーの一人が来れないということで急遽、この前ジャンベという打楽器で参加してくれたカオルちゃんを招集し、24（トゥエンティーフォー）というバンドを結成しました。友達24歳になるんで。それで今日朝思いついたんですけど、唐突に演奏はじめてもなんかつまんないなあ、と思って演奏の前に小芝居挟むことにしたんです。で、ネタを色々仕込んで、このクソ暑いのにスーツで（しかも黒）出かけたんですけど卍の、いや24のメンバーの一人に猛反対されて、でも僕目立ちたがり屋なんで一人でもやるからっていってたんです。それからカオルちゃんが来て木陰を探して音合わせをしていると昼寝してるおっさんに「うるせえ」と追い払われ、画太郎チックな展開に。場所を変え、チューニングしていると撮影隊が到着。そこで今回の説明をすると皆やろうやろうと言い出して僕も強行しました。そこではじめてカオルちゃんにも今回の主旨を説明。僕もカオルちゃんと会うのは二回目なので協力してもらえるか不安だったんですが、ノリというか人柄のカラっとした気質なのでＯＫ出ました。僕もこうなったら、ＭＶＰ目指すぞ、ということで、鬼才秋山監督誕生です。仁義なき戦いのパロディーなんですが、テイストは画太郎とガイ・リッチーを足して２で割った感じを目指しました。俺が組長役で、東京に行ってミュージシャンになりたい子分ともめて銃撃、殴り合いが起こるんだけど、仲裁が入って、「皆でバンドやればいいじゃん。」って云って演奏に入るというめちゃくちゃな設定です。撮ってて皆大根でかなり笑えます。小道具も効果音もちゃちいし。ジャッキーチェンの映画のエンディングロールみたいな出来で我ながらおもろいな、と思いました。ほとんど一発撮りだったんじゃないかな。最初嫌がってた子もなかなかの名演技してくれたし、思えば彼とは高校の時も殴りあうシーンやってるんですよね。文化祭の刑事ドラマで。そのあとの演奏は一人いない分物足りなかったけど全力は尽くしました。すんごい楽しかった。撮影終わるとさっさと帰りました。くそ暑かったんで。

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