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2004/07/04(日)
ビデオレター
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今日は友達の誕生日のビデオレターを撮るっていうんで、代々木公園に集合しました。僕らの仲間内は誕生日になるといつも凝ったことするんですね。ドッキリとか、そういった類の企画を。仲間内にクリエイターがたくさんいるのもあるんですけど。その中でもビデオレターは人気企画なんですが、ここんとこまんねりしてて二年間あいだをおいての復活した企画なんです。ビデオレターって言っても一般常識的な意味じゃなく、毎回それぞれが出し物をするっていうどっちかというとかくし芸大会に近いもので、今回僕らは卍で演奏披露してくれって言われたんです。しかし、その中のメンバーの一人が来れないということで急遽、この前ジャンベという打楽器で参加してくれたカオルちゃんを招集し、24（トゥエンティーフォー）というバンドを結成しました。友達24歳になるんで。それで今日朝思いついたんですけど、唐突に演奏はじめてもなんかつまんないなあ、と思って演奏の前に小芝居挟むことにしたんです。で、ネタを色々仕込んで、このクソ暑いのにスーツで（しかも黒）出かけたんですけど卍の、いや24のメンバーの一人に猛反対されて、でも僕目立ちたがり屋なんで一人でもやるからっていってたんです。それからカオルちゃんが来て木陰を探して音合わせをしていると昼寝してるおっさんに「うるせえ」と追い払われ、画太郎チックな展開に。場所を変え、チューニングしていると撮影隊が到着。そこで今回の説明をすると皆やろうやろうと言い出して僕も強行しました。そこではじめてカオルちゃんにも今回の主旨を説明。僕もカオルちゃんと会うのは二回目なので協力してもらえるか不安だったんですが、ノリというか人柄のカラっとした気質なのでＯＫ出ました。僕もこうなったら、ＭＶＰ目指すぞ、ということで、鬼才秋山監督誕生です。仁義なき戦いのパロディーなんですが、テイストは画太郎とガイ・リッチーを足して２で割った感じを目指しました。俺が組長役で、東京に行ってミュージシャンになりたい子分ともめて銃撃、殴り合いが起こるんだけど、仲裁が入って、「皆でバンドやればいいじゃん。」って云って演奏に入るというめちゃくちゃな設定です。撮ってて皆大根でかなり笑えます。小道具も効果音もちゃちいし。ジャッキーチェンの映画のエンディングロールみたいな出来で我ながらおもろいな、と思いました。ほとんど一発撮りだったんじゃないかな。最初嫌がってた子もなかなかの名演技してくれたし、思えば彼とは高校の時も殴りあうシーンやってるんですよね。文化祭の刑事ドラマで。そのあとの演奏は一人いない分物足りなかったけど全力は尽くしました。すんごい楽しかった。撮影終わるとさっさと帰りました。くそ暑かったんで。
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