秋山亜軌の日記です。著作は秋山亜軌にあります。文書・画像の無断転載禁止です。
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2005/01/23(日) たらたらたらーんと。
かなり今、時間的な縛りがあるので創作する時間が限られてるんですけど、逆にやりたいことが明確になってきた気がします。アイデアっていうのはポンポン浮かぶので、これはいい影響だなあ、と思う。出てこない時はこれひどいものですから。映画を最近はまたよく見るんですけど、すごく触発されます。この前はファイトクラブとキルビルをみたんですけど、どっちも不完全で出来が悪いんだけど、切り捨てられない面白い部分ていうのもちゃんとあって、なかなかよかった。だからビデオすごくたまっちゃうんですよ。つまらなかったら消して名作だけをとっておけばいい話なんだけど、いわゆるB級映画も部分部分切り取ると好きだったりして。未完成のよさっていうのがたまらなく好きなんですよ。名作の面白さは誰でもわかる面白さじゃないですか。ファイトクラブで言えば自己啓発的な部分、周りに対しても自分に対しても一貫して攻撃態勢であるところがすごくよかったです。消費社会に対する怒りには共感した。映像も格好よかったし。ただし、後半だらけるところがキツかったです。尺が長いところ。もっと短くスパッとまとめられる内容ではないかと思いました。キルビルの場合、あれはもう組合わせの映画だと思うんですよ。タラちゃんからしたら日本の文化はどうでも良くてファッションだけを拝借したかったんだと思います。外人に聞き取れないくらい下手な日本語をいっぱい喋らせたり、日本刀持たせたり、異様に長いアニメを洋画に挿入したり、ギャングとヤクザを掛け合わせたような敵が出てきたり、宴会場でバンドのライブが始まったり、殺陣にダンスミュージックみたいのがかかったり、演歌がかかったり、とにかくやりたい放題なんですけど、だからこの組み合わせたまらなくカッコいいっていうのから、これはえーどうだろう?って思うものまでどっちもあった映画ですね。でもタランティーノらしさはすごくよく出てて面白かった。グロイのは気になったけど、ゴーゴー夕張とかオーレン・イシイとかキャラクター的にかなり好き。でもだれる部分っていうのがあってアニメと服部半蔵のくだりがいらなかったなというのはありました。知らない人は見てください。いや、あまりオススメはしない(笑)。さて、絵の方は描いてるんですが、あまりいい出来じゃないというか僕の方でもっともっとというのがあって、ボツにしてます。いい絵描きたいもんで、目標が高くなってるのかな。一応友達の誕生日のために書き下ろしたものができてて、彼女との共作なんでそれはUPしようかなと。面白いですよ。で、他にもこういう絵が描きたいという企みがあるのでなるべく早いうちに形にしてお見せしようと思ってます。


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