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2007/06/30(土)
さようなら、ありがとう、
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2007年6月30日土曜日20時40分、ミミが他界しました。享年8歳10ヶ月。 今日の夕方、病院から退院したミミはやっと我が家へ。ミミは以前のように元気じゃぁないですが、お水やご飯を少しでも食べました。それは、私は見ていません。ばあちゃんや妹や母さんがミミを見てました。私は・・・仕事。 ここからは、ばあちゃんから聞いたこと。 ミミが帰宅してからずっとばあちゃんはミミに話しかけてました。「ミミちゃん、痛いとこがあるなら言わないとダメよ」鳴かないミミでもこの時は「キュウ」と今まで聞いたことがない泣き声をしたそうです。「もうすぐしたら、お姉ちゃん(星の涙)が帰ってくるけーそれまでがんばるんよ」「キュウ」とまたミミは鳴いたそうです。それからミミは少しずつ痙攣が始まってきました。何度もばあちゃんはミミの名前を呼びました。 私は仕事から帰宅したのが20時半頃。電車を1本目の前で逃したので、いつもより10分遅く帰宅しました。私の中ではミミは元気になってちょこんと座って「お帰りぃ〜」としてる姿を想像していましたが・・・ミミは横にグッタリ、激しい痙攣。母さんからミミのことを聞きました。 獣医師からもう元気になる可能性はない と・・・。 私も電話で獣医師から聞いていたので、覚悟はできていたつもりです。でもミミの苦しそうな顔を見るのがしんどい。 「ミミ!!」 と私が呼ぶとミミは「キュウ」と返事をしました。私は何度もミミに「ミミ、死なないで!!」と言いました。ミミはそれに答えるかのように「キュウ」と何度も鳴きました。私はミミの痙攣する身体をさすりながら・・・(この痙攣は・・・)と思い出しました。母さんは「どうしよう・・・病院に連絡しようか」と言っていました。
私が思い出したのは。シマリスのチップの死に際でした。チップも同じように痙攣が起きて息絶えました。
”ミミは助からない!!” そう思ったので、何とかしたいと思う気持ちはなかったのです。残酷な飼い主だと思いますが。でも今自分にできることってミミを見てることしかなくて・・・。
ミミは大きく息を吸った後に動かなくなりました。「ミミが動かん!!」私は叫びました。20時40分、ミミは息を引き取りました。
もうここからは何を言ったのか分からないです私。泣き叫びました。ミミの身体をさすって。隣りに居たばあちゃん、母さん、妹、父さん、家族みんなで泣きました。その10分後、妹が帰宅しました。私は妹に「ミミ死んだよ、さっき」と号泣しながら妹に言いました。妹は何も言わずミミを抱っこしました。抱いたまま妹も涙してました。
今でも私は泣いています。だって、ミミは家畜じゃない、可愛い家族の一員じゃけー。ミミは偉いウサギでした。家族の誰かが出かける時には「いってらっしゃい」と窓の外を見て見送ります。帰宅時には立って「おかえり〜」と迎えてくれます。ご飯が欲しい時には自分の茶碗を咥えて「ご飯ちょうだい」とおねだりします。
ウサギって贅沢な生き物だけど、けっこう頭がいいんです。
私がミミと一緒に過ごしてウサギって思ったことです。
さっきまでミミの傍でずっとこの曲を歌ってました。「私はそこに居ません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって〜」ミミはこの歌詞のように思っているのでしょうか?ミミはこんな飼い主だった私を憎んでいないでしょうか?ミミは幸せだったでしょうか?
ミミにしか分からないけど、またミミが私の傍に来てくれることを信じています。
ミミ、ありがとう。さようならなんて言いたくなかったけど、また会いましょう!!ミミのことは忘れない!!
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