★ DEGOTCHI'S DIARY ★
シドニー発、ドタバタ育児日記不定期更新!
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2005/05/06(金) 大きな買い物
昨日家を買った。

シドニーに引っ越してきてからずっと、今は借りてるけど家を買いたいと思って、いつも不動産の広告を眺めていた。日本から帰ってきた2月くらいから、土曜日になると暇つぶしに売り家のオープンハウスを何軒も見て回ることが多かった。いつ買うかとかどこに買うか、予算なんかも決定していなかったし、「この地区でこれくらいの予算ではどんな家が買えるんかなぁ」と言う予習みたいな感じで。

大体どれくらいの額のホームローンが組めるのかは旦那がネットのホームローン計算機みたいなので調べたりして大体の予想は付いていた。住む地区はパースに引っ越す前も今住んでる周辺の北西のあたりで慣れ親しんでいるし、今もうこの辺に友達もできたし、めちゃくちゃ便利なので離れたくはなかった。でも高いので、もしかしたらもっと北に離れるか、西に行かなければ行けないかなぁと、いろんな場所を見ていた。

今回家を探す点で重要な点がいくつかあった。まずは寝室が4つあること。いつかはもう一人子供が欲しいし、日本からよくやってくるじいちゃんのためにお客用の寝室兼書斎が必要だから。寝室3つの家はとても多いけど、4つは少ないし、あったとしても高いのが問題。

もうひとつはデゴ男がボールを蹴ったり遊べる芝生の平らな庭があること。私たちの予算は限られているので、安い家となると土地が狭くて庭がほとんどなかったりするものが多かった。遠く北にいくと土地面積は広いんやけど、森の中に建っていて傾斜がひどく、庭といえども行くことが不可能な崖だったり・・・。

最後にいい公立の高校の地区であること。高校なんてまだまだ10年以上も先の話やけど、シドニーの家の値段は高くて、もうしばらく買い換えることもできそうにないから、どうせ買うならいい所に・・・。私立の高校に入れるお金はないし、宗教関係の学校も私たちは何も信じていないから入れたくない。頭がよければ試験を受けて入れる特別な公立の高校もあるらしいけど、デゴ男はどうだろうねぇ(苦笑)。いくらパズルが上手と言っても(笑)。まぁ、そうなったとしてもシドニーで一番頭がいい公立特別高校は昨日買った家から車で5分くらいなので問題ないが・・・。それと特にこの地区はアジア人が多く住んでいるので、デゴ男がクラス一人だけのアジア人みたいな感じで浮くこともないので、いじめられることもないだろうと言う考えもある。

そんなんでいろいろ見ていたけど「十分な広さはあるけど家が古いなぁ」とか「駅まで歩けて便利やけど、学校がなぁ」とか「安くて家もきれいやけどちょっと歩けば工業地帯やし・・・」などいまいち納得いかない家ばかり。

それが先週末の土曜日の朝でした。ネットで写真も見てなかなかいい感じの家があった。内装とか庭の写真ばかりで、すごく素敵やねんけど、家全体の写真がなくて「きっとめっちゃボロやねんで、かっこ悪いねんで」とあまり期待せずに見に行った。場所は評判のいい高校から徒歩2分、その隣に小学校もある。私がいつも行くショッピングセンターからも徒歩10分ほどの閑静な住宅街。場所はまず合格。唯一の不満は駅までバスで行かなければいけないこと。でも今のところ旦那は車通勤なので問題なし。

家全体をはじめてみた時の感想は「え、悪くないやん。何でネットで見せなかったん?」。白く塗られた木でできていて二階建てやった。でも家の前にはいろんな木が生い茂っていてあまり見えない。その木を回ると入り口が見えた。テラコッタのタイルでできた階段を上がるとすごく素敵なドアがお出迎え。めっちゃいい感じ!

中に入るとピカピカの木の床の大きな廊下の両端にはリビングルームにベッドルーム、キッチンは最近改装したばかりみたいですごくモダン。ガラスが入っている観音開きのドア(French Door)が外のバルコニーに続いていた。バスルームも改装したてのように新しく、洗濯場も広くて明るかった。階段をあがるとまたリビングがあってその奥にはトイレなどが隣接する寝室。

全体的に天井も高く、インテリアは私たちがすごく好きな木目調ですごく心地いい。庭もなかなか大きくて十分デゴ男が駆け回れる広さ。旦那と目をあわせ「すごい!!!パーフェクト!!」と大興奮。でも次に見る予定の家があったので、10分ほどで外に出た。それから3・4軒見て回ったけど、その家のことが頭から離れなくて私たちの心は上の空。何を見ても「あの家には劣る」ばかり。

欲しい!欲しい!!。でもまさかこんな急に家を買うなんて予想してなかったので、急に旦那はローンを組んで、借りれそうなので交渉に入った。私たちのほかに3組が興味を示していて競争状態。実はこの家、私たちの予算より少し上だった。でも同じくらい、またはほんの少し安い家を見ても、どれもこの家ほど素敵ではなかったので、ちょっと無理をして勝ち取ったのだ!

昨日もう一度今度はじっくり家を見せてもらった。最初見たときは少ししか見なかったので、じっくりみると嫌いなところも出てくるんじゃないかと思ったけど、その反対でもっと恋に落ちた。ええ買い物した〜。

これから6週間後くらいに鍵をもらえる予定。もう明日にでも引っ越したいくらいなのに、すごいまどろっこしいです。そんなわけでウキウキのデゴッチ一家でした。

下は昨日撮ったバルコニーの写真。私たちのプラスチックの椅子とテーブルをおいたらもっとちゃちく情けなくなるんだろうと思う(苦笑)。


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